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ストーリーを売るってどうなの?

最近よく「ストーリーを売る」という話を聞くけど、それに少し違和感を感じている。

ストーリーにばかり注力しすぎて本質見誤ってない?

そのストーリーは一体誰のため?何のためにコンテンツを作ってるの?

コンテンツを作るのはお客さんに喜んでもらうためで、社会をより良くしていくためで、ストーリーを作るためではない。物作りの本質は誰かの生活を今よりも豊かにすることにある。

僕たちクリエイターはストーリーではなく、「良いコンテンツ」を作るのが義務であって、コンテンツファーストをまず第一に心掛けなければならない。

ただストーリーを売るのは間違っていることではない。でもなぜかストーリーを作ることばかりに注力して、肝心のコンテンツをなおざりにしている人を見るとズレてるなって思う。

僕を含めクリエイターは良いコンテンツを作るために努力すべきだし、そのために時間を費やした方がいい。良いコンテンツが出来上がるストーリーに興味を持つ人は多い。良いコンテンツを作るための苦悩や葛藤、そして努力が報われるという一連のストーリーだからこそ人は興味を持つ。

つまりコンテンツを作るまでの苦悩や葛藤がストーリーとなるのである。だから最初からストーリーありきで考える必要なんてない。良いコンテンツを作るために死ぬ気で悩んだ方が生産的だし、そっちの方がよっぽど素敵なストーリーが出来上がる。

逆に良くないコンテンツのストーリーなんて誰も興味がない。自己満足だけじゃ見向きもされない。

僕もブログを始めた当初は自己満足な文章ばかり書いていたんだよ。「ストーリーを作らなきゃ」って必死になっていて、大事な読者さんの顔が少しも見えていなかった。だから読まれないし、誰かに何かの影響を及ぼすこともなかった。今思い返すと当然のことだった。

読者さんのことを考えて文章を書くと少しずつだけど、文章を読んでもらえるようになった。そうすると少しずつ文章に向き合っている自分に興味を持ってもらえるようになった。

僕自身まだまだ力不足だけど、良いコンテンツを作ることを怠るような真似はしたくない。

どんな人にどんなコンセプトでどうやって届けるかが大切。

見られないコンテンツは闇に葬り去られるだけ。興味なんて持たれないし、すぐに世間からなかったことにされるのがオチ。

クリエイターはストーリーを作るよりも、まずは良いコンテンツを作り続ける。

本質を見誤らないように、コンテンツファーストを心掛けていよう。


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