のぼせる体をととのえる!冷え大特集
こんにちは、スキンケアアドバイザーの宮川です。今回も恐ろしい冷えについて説明していきます。
もっと早く知りたかったのぼせの原因
体が冷えると、”体が硬くなる・凝ってくる”というのは有名な話ですが、実は他にも恐ろしい現象がたくさんあります。
軽視されがちなのが、”のぼせ”です。実は足元が冷えていると、体はのぼせてきます。「えっ?冷えているのに、熱いってどういうこと?」って思いますよね。そう、これはとてもトリッキーな現象なのです。
そもそも、理想の体の状態は"頭寒足熱"と言い、頭が冷えていて、足が熱い状態です。しかし、足元が冷えていると、上半身が火照っていきます。
そして頭に熱が溜まっていき、「あつ〜!」って、のぼせの現象が起きてしまうんです。頭って熱を感じやすいですから、より一層、熱さを感じてしまうでしょう!
のぼせは足元の冷えからです。足元が冷えると、頭寒足熱と真逆の現象が起きます。のぼせていると、体感は「熱い〜」って思いますが、リアルはめちゃめちゃ冷えています。それは足首を触ってみると、わかります。
体が冷えている人は、足首を触ると「なんじゃ、これ!冷たっ!」って感じるはずです。なぜなら、のぼせている人は上下で10度以上の体温の差が生まれているからです。
意外性ある冷えの病気
冷えの本当の恐ろしさはこれからです。まず1つ目。
体が冷えると、血流が悪くなります。そうすると、酸素が結合して、頭に酸素がいかなくなります。したがって、思考力が低下して、メンタルが落ち込みやすくなります。
なぜ、冷えるとメンタルが低下するのでしょうか?昔、冷えというのは、死と隣り合わせだったのです。
人間の起源はアフリカと言われています(諸説あり)。アフリカは暑いから、薄着で大丈夫だったのですが、人類が移動していくうちに、寒い大陸にたどり着きました。
人間には体毛がありませんから、寒さを防ぐものがなくて、その結果、凍死しました。
なので、人間は冷えると「命の危険」を無意識で感じてしまいます。
今は風呂や重ね着、暖房などで、すぐに温めることができますが、昔はそういうものはなかったですから、冷えたら「やばい、死ぬかも」っていう精神状態になってたんですね。
人は冷えても「あっ、私は今冷えによって、命の危険を感じています」なんて、言語化することはできません。漠然と「なんか嫌な予感。不安」しか感じないのです。結果、どんどんメンタルがバッドになっていくんですね。
とくに11月の初旬は顕著にメンタルバッドが現れやすいです。10月の末から11月の初旬にかけての1週間は、気温がいきなり5度も下がります。すなわち、5度分の体温も下がるので、急にメンタルバッドになります。そうすると、
・私はダメだ
・なにやってもうまくいかない
・恋人に振られるかも
とか、余計な心配を持ち始めてしまいます。5度下がったことにより、潜在意識下で「やばい、命の危険が・・・」と感じつつ、顕在意識では漠然とした不安を持っており、それを言語化した時に、
・私はダメだ
・なにやってもうまくいかない
・恋人に振られるかも
って思うわけなんですね。
何が言いたいかというと、漠然な不安に襲われた時は、まずは冷えを取りましょう!ということです。
無自覚に生きていたら体温は下がる一方なので、積極的に足の冷えを取っていくのです。長めの靴下をはいたり、足湯をしたり、長ズボンを履いたりして、足元の冷えを拭い去ることが大切です。
ガン発祥の意外な本音
そして、2つ目。
メンタルバッドと同じくらい恐ろしい現象があります。それが”ガン”です。実はガンは、冷えが根本原因になっているんです。逆を言えば、冷えてない人はガンにはなりません。ガンになる箇所って冷える場所なのです。大腸癌や喉頭癌、乳がんなどこれら全ては冷えやすい場所です。
逆に、発熱のある「脳・心臓・ふともも」などは癌は発生しません。脳がん、心臓がん、ふとももがんとか聞いたことないですよね。
重度の病気から、重度の精神病魔まで、ほぼ全ての原因は”冷え”なのです。なので、まずは冷えを取る努力をしましょう!
「で、まずは何からやったいいの?」っていう質問が聞こえてきそうですので、今日は1つだけお伝えしますので、ぜひとも実践してほしいなと思います。
それは、首を冷やさないことです。特に足首と首です。足元の冷えは足首から来ています。
しかし、今の夏場の季節はショートソックスとパンツで、足元をガンガン冷やしちゃっています。それでは、下半身に冷えが溜まり、上半身に熱が溜まり、「あつ〜い」って、のぼせ状態になってしまいます。
なので、足首は要注意!長めの靴下やレッグウォーマーを使いましょう!これらは夏場でも必須アイテムです。
もう1つが首。首を温めるかどうかで、体の稼働区域が変わってきます。首が冷えると、体が固まりますので、ストールやターバンを有効活用して、首を冷やさないようにしましょう!
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