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今日は私のわがままな話を書きます。共感できる方だけ最後までお読みください。

年老いたら、なぜ「老後」と呼ぶのでしょうか?

老後(ろうご)とは?
年をとってからのち。老年。晩年。

「ピンピンコロリ」に関していろいろ書く中で、「老後」という単語を何度も使ってきました。しかし本当は使いたくありません。

老いた後と書いて、老後です。意味も「年をとってからのち」と書いてあります。なんかおかしくないですか? 昔からずっと引っ掛かっています。今こうやって書きながらも、答えを持っていませんのでご存知の方がありましたらコメント欄から教えてください。

どういうことか、もう少し詳しく書きます。

「青年」「中年」と来たら、「老年」が普通だと思います。しかし日常会話で「老年」はあまり聞かないです。単語は存在しますが、通常使うことがありません。「老年」のことを社会的には「老後」と言っています。だから、老年=老後です。辞書にもそう書いてあります。

「青年期」「中年期」と来たら、「老年期」ですよね。この言葉は聞くことがあります。でもあまり使いませんよね。

もう一度書きます。

なぜ、老後、老いた後、なのでしょう?

老いた後は、死です。

「前期高齢者」・・・65歳から74歳まで
「後期高齢者」・・・75歳以上

「老後資金」という言葉はよく使われています。そしてこの場合の「老後」とは、65歳以上のことを言うそうです。「老後に備える」というのも、65歳以上のことを言うそうです。ようするに、前期高齢者になると、そこからが「老後」なのです。

似たような例を一つ書きます。

亡くなった人のことを、「生前」と言い、「死前」とは言わない。


亡くなった人のことを話す時に「生前はお世話になりまして・・・」と言うことがあります。「生前」とは、生まれる前と書いてあります。なのに、亡くなった人のことを指す時に使います。これは仏教に由来しています。

日本では、仏教が広まるにつれて、輪廻転生という考え方も広まりました。これは、今、生きている現世の前には前世があり、死んだあとには来世があるというものです。生まれ変わるという考え方ですね。今、この世で生きている人にしてみれば、「生前」というのは、生まれ変わる前ですから前世のことを言います。死んだあとは来世に生まれ変わるわけですから、「生前」というのは、生まれ変わる前、つまりこの世で生きていた頃になります。

死ぬ前のことをどうして「生前」と書くのでしょうか?

なぜ、老後と言うのか?


なぜ老後と呼ぶのか、仏教から来ているのか、あるいは慣用句から来ているのか? 調べてみましたが、これだという文献が見当たりません。

老後資金、老後破産、老後問題、老後不安、老後生活、老後準備・・・すべて、老後という単語に引っ付いています。

モヤモヤしてます(笑)

今回は答えのない話でした。すみません。ただ、私は老後という言葉は嫌いです。老年と呼びたいです。老人と呼ばれるのは、イヤだな(笑)

スッキリする答えをお持ちの方はコメント欄から教えてくださいね。お願いします。

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