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"今日楽しかったこと"を聞き続けて3年

お子さんとの寝かしつけ、どんな時間を過ごしていますか?

私は、約3年前から"今日楽しかったこと"を毎晩長男に聞いています。

なぜ始めたのか?

保育園の2歳クラスまでは"連絡ノート"があり、家庭での出来事を書くと、先生からコメントが返ってきて、保育園でどんな風に過ごしたのかを知ることができました。
年少になるタイミングでノートがなくなり、先生から「お話できるようになってきましたし、保育園での出来事を聞いてあげてくださいね」と言われました。
当時は8:00〜17:30の9時間半、保育園に預けていたので、保育園でどんな風に過ごしていたのか、聞きたいなと思ったのがきっかけです。

しかし、帰宅後に「今日は何をしたの?」「今日保育園どうだった?」と聞いてもなかなか答えてくれないことが多く、どうしたら良いかな‥と考えた結果、寝かしつけのために布団に入るタイミングで、今日楽しかったことをお互いに話すことにしました。

何をどんな風に話しているのか?

絵本や歯磨き、トイレを済ませた後、一緒の布団に入ります。
ポイントは、自分のエピソードも話すこと。
「お母さんが、今日楽しかったことは、夕ご飯のカレーが美味しかったことと、○○君の(長男の)が縄跳びたくさん跳べるようになったこと!」
「○○君の楽しかったことは?」

「僕もおんなじ!」
同じ、と言われることも多いですが、それでも大丈夫です。例えば、楽しかったエピソードについて深掘りで聞いていきます。

「縄跳び、最初は1回で引っかかってたのに、5回跳べるようになったね。どうしてできるようになったのかな?」
「タイミングを合わせるようになったから。あとロープを少し伸ばしてもらった」
「なるほど、タイミングは大事だよね。また今度公園でも練習してみる?」
「やりたい」
「分かった。じゃあ今度のお休みの日にね」

「他に楽しかったことはある?」
「ええと‥学童でドッジボールで最後まで残れたこと」
「そうなんだ、ドッジボールでは、ボールをよけるタイプ?それともボールをキャッチするタイプ?」
「4年生のボールは強いからキャッチできないし、よけることが多いかな。1回地面にバウンドしたのは取る」
「1回バウンドしたら、触って取り損ねてもアウトにはならないの?」
「うん」
「ボールを投げる時は、どんな風に投げてるの?」
「ええと‥」
といった感じで、2〜3個の話題について深掘りして聞いています。

意識していることとしては、"私"の意見は言わずに質問していくことと、子供の感性や世界は興味深いな・面白いなという気持ちで聴くことです。

布団に入るのが21時過ぎで結局寝るのは22時近くなってしまいますが、毎日楽しかった出来事を聞くことはポジティブな気持ちになれて、私にとっても子供にとっても良い時間だなあと感じています。

年少になった下の子も、時々夜のトークに参加してくれるようになりました。

もう必要ないかな、と感じるまでは、これからも続けていきたいなと思っています。

共働き家庭が両立生活を楽しめるよう、活用させていただきます。