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NHK大河ドラマ「青天を衝け」吉沢亮さん演じる渋沢栄一氏から学ぶ事業理念

少し前の話題になりますが、2021年9月から新紙幣(千円、5千円、1万円)の印刷が開始しました。
実際に市場に出回り、使用可能になるのは2024年の見通しであるとニュースで知りました。


印刷が開始された新紙幣

1万円札 :福沢諭吉→渋沢栄一
5000円札:樋口一葉→津田梅子
1000円札:野口英世→北里柴三郎

2024年頃に一般的には流通するようですが、1万円札が刷新されるのは1984年に聖徳太子から福沢諭吉になってから約40年ぶりなんだそうです。

技術の進歩や社会情勢、偽造防止のために様々な最新技術を取り入れられています。
マイクロ文字、ホログラム、特殊発光インキ、視覚障害のある人も使いやすいデザインなどが採用されているそうです。早く実物を手に取って自分の目で確かめてみたいです。

様々な技術が詰め込まれているとはいえ、現代社会における紙幣や硬貨は単なる紙やコインともいえます。紙やコインの価値以上のサービスを受けたり、物を購入することができるのは、紙幣や貨幣に対する社会の信用と保証があるからです。

私もお金というのは、信頼の証であると考えています。


日本資本主義の父と呼ばれた「渋沢栄一」について

夢なき者は理想なし
理想なき者は信念なし
信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず

今回、新1万円札の顔に選ばれた渋沢栄一は、数多くの企業の設立に関わり、「日本の資本主義の父」と呼ばれています。約500もの企業を成長させ、約600もの社会公共事業に関わった人物です。

渋沢栄一「第七訓」

まさに、大河ドラマの主人公として失敗や葛藤を繰り返しながらも多くの人や企業の成長に影響を与えていた人物。
資本主義の発展はもちろん、男女ともに教育を受ける土台をつくり、公共事業の発展にも注力していたそうなので日本社会への貢献はとてつもないです。
女性の活躍や平等な国をつくるなど、現代社会で注目されているSDGsにもつながっています。
そういった背景や人物像もあるからこそ、1万円札の顔に選ばれたことに納得です。

単に、資本主義を第一にしていたのではなく、「人への誠意」を大事にしていたのだと思います。
『道徳と経済を調和させるべき』という理念を持ち、だれもが住みやすい環境を作り出すために尽力していました。

自分自身がまず幸せでなければ、他人を幸せにしたいという心の余裕も生まれにくいです。
まずは、自分自身の経済力や基盤を高める。
そして、「人のために」という信念であり、ビジョンを持っていたのではないでしょうか。

「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」
これは、二宮金次郎の言葉ですが、渋沢栄一の考え方と同様にビジネスの根底にあるべきことだと思います。

経営者だけが豊かになるような資本主義では不健全です。とはいえ、経営者が利益を顧みない奉仕活動ばかりしていたら、従業員やその家族に対しての責任を果たすことができません。

どんな時代でも本質が変わらない『人の心』

人生の教訓として道徳と経済のバランスを大事にしながら、より多くの方のお役に立てるような仕事に取り組んでいきます。


宮田亮(りょうちん)

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