部下が助けたくなる上司とは?
「部下自らが主体的に動いてくれたら…」
「もっと積極的に動いて欲しい」
「協力的なフォロワーシップを発揮してもらいたい」
と部下を想う上司は少なくないのではないでしょうか。
仕事ですから、生産性、効率は重要テーマです。
でも、それだけで人は動きません(動けません)。
たとえ、動けても継続することは難しいものです。
それは、人には心、感情があるからです。
理念、行動規範、そして戦略・戦術を理解し、
共感すれば、自然と動きそうですが、
なかなかどうして…。
瞬間的にできても、持続性においては?です。
だとすれば、人としての想いや感情をどう捉えるのか、
ここが上司として大事なマネジメント術だと私は考えます。
効率、生産性、利益ばかりで、
やりがい、働きがいなどを無視したマネジメント、
そして自己中心的なリーダーシップでは
人はついていかないのは当然です。
人(部下)を動かすのに、
どうしたら人は動くのか?といった手法論の前に、
上司自ら、自分を知る、自己認識を深めることはとても大切です。
例えば、自分の強み、弱みを知って、相手と接する、
これだけもコミュニケーションが変わってきます。
成果を上げる、この共有したものを成し遂げるには、
コミュニケーションは不可欠です。
しかし、最近、テレワーク中心となって、
業務上でのコミュニケーションは取れても、
その人を知る(お互いに)機会は減ったように思えます。
1 on 1といった対話は増えても、
ディスプレイ上でのやり取りだけでは、
相手(部下)の変化を察知するのは容易ではありません。
五感を使って感じる、感じてもらう、
これがなかなかできないのであれば、
聴く力、伝える力、感じる力をより強化していく必要があります。
そして、何よりも人間力を磨く、
これが一番大切ではないでしょうか。
そのためにも自己理解からです。
今日も穏やかな一日になりますように!
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