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僕には秘密があった。 秘密と言ったら大袈裟かもしれないが、僕にはクラスのみんなになんとな…
前編はこちら 「これって、何撮ってるんですか? あ、しゃべっちゃっても良いですか?」 「…
朝早くから世田谷を出発。 朝食として用意してあったコンビニの袋に入ったものの中からブラッ…
ひろみちゃんは幼稚園に通う5歳。ごく普通の女の子。 「普通って何よ!」 いや、一般的とい…
「やったぞ!遂に、遂に完成だ!!」 博士は叫んだ。それはそれは嬉しそうに、アコースティッ…
社長が出社して席に着くその時、俺は右脇から、社長お気に入りの挽きたてドリップコーヒーをデ…
-ヒロシのターン 「朝まで飲んだはいいけど、よりによって帰りの電車が満員電車って、なんだよ。俺も来年からは毎朝こんな満員電車に乗るのかなぁ」 ヒロシは昨夜の宴を後悔すると共に、未来の自分を憂いた。 飲みすぎて途中で潰れてしまい、仲間に起こされた時間は既に通勤ラッシュ。頭痛、極度の眠気と断続的な吐き気。駅で停車する度に、後ろからギュウギュウ押される。前に座っている男性にぶつからないよう、手すりをギュッと両手で掴み後ろからくる圧力に耐えているのだ。 前に座っている男性は、
迷っていた。 会って直接伝えたい。 そう思えば思うほど、いてもたってもいられず、メッセー…
私の家は、曾おじいちゃんの代から八百屋を営んでいる。 ここの商店街では古い方だ。 高級フル…
◯和室 和室の戸が開くとジェミが立っている。 ジェミ「その絵……どうしたの?」 暗室に…
平日の昼間、気分転換に散歩に出かけた。 歩いたことのない道を歩いてみようと細い路地裏を進…
僕は立っていた。世界のど真ん中に。 そんなことに気がついたのはついさっきのことだ。子ども…
ごはんと味噌汁、焼き魚にお新香、はたまた、パンとスープにハムエッグとサラダ。そんな朝食を…
「いつも私ばっかり怒られるんだから!お母さんは文句しか言わない。宿題やったの?とか。やってたらやってたで掃除しなさい!とか、ちょっと休んでただけじゃん!」 奈々はブツブツ言いながら、商店街に向かって歩いていた。 つい先ほど、お母さんと喧嘩して家を飛び出したのだ。もうすぐおやつの時間だったというのに。 夏休みも半ば、暑い日が続く中、冷んやり美味しいおやつの時間が一番の楽しみだった。塾やらお爺ちゃんお婆ちゃんの家に行くだの、友達が忙しくて遊びに行けない平日はなおさらだ。 おや