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コミュニケーション力とは(就活生向け)

『コミュニケーション能力が高い人材を探しています』は耳にタコが出来るほど聞き慣れたフレーズだろう。

個人的な話しをすると、就活中に先輩や説明会なので度々聞いていたこの能力だったが具体的に何を指していたかサッパリ 分からなかった。それでも、面接時は自分の長所を聞かれる度に『コミュニケーション能力です』と答えていた。 

ここで今学生の皆さんへ自分が社会人一年目を終えてこのコミュニケーション力とは何かを具体化・説明出来ればと思う。

皆持っているスキルでは無いからだ。

まず最初になぜコミュニケーション力が高い人材を探しているかを説明する。理由は二つあると思う。一つ目の理由は教えるのが凄く難しいスキルだからだ。所謂ソフトスキルは教科書が無いのに加えて主観的なので指導で身に付けるのが困難なのだ。一方でハードスキルは指導がプロセス化されているので会社側からしたら比較的簡単。

 二つ目は皆持っているスキルでは無いからだ。実際働き初めて『この人コミュ力あるな』って思えた先輩は申し訳無いが少なかった。上から目線で恐縮ですが率直な感想だ。

 しかし、その中で私がコミュニケーションが優れている方は仕事が出来る感に満ちていました。良く思われがちなコミュ力が高い人は陽キャラで人見知りせずに積極的に誰にでも喋り掛けられるイメージがあると思う。これは学生時代に持っていた イメージで実際会社ではコミュ力が高い社員は二つの特徴がある印象だ。一つはアウトプットが凄い。

 様々なアウトプットの形はある。例えば: メール、プレゼン、企画書、電話会議、など。これらは全ては第三者に物事を伝える必要がある時に使われる手段だ、時には上司に時にはお客様に。そこで who/ what / where / when / why / how を常に意識して喋っていて書いている印象だ。このノートではそこまでアウトプットに付いては解説しないつもりだ、あくまで大体のイメージを持って貰えば良い。 

返信が早い

あと二つ目は返信が早い。仕事に対してスピード感がある社員はコミュニケーション力と共に下記のスキルも兼ね備えていると周りから思われるのだ。

・判断力
・決断力
・管理能力
・信頼
・予測能力 

例えば仕事の整理が出来ていて優先順位をちゃんと理解していればメールの返信も自然と早くなり、周りに与える印象も良くなる。

他にも色々あるが返信が早くてマメに連絡を取ってくれる同僚はコミュニケーション能力だけではなくそれと関連する能力もあるのだ。

コミュニケーション力は仕事場で必要となってくる他の能力と強い関連性を持っているので企業はそういった人材を探しているのだ。