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もう親世代の幸せは時代に合っていない。僕たち(20.30代)世代の幸せや楽しみとは何か?


皆さん、ご無沙汰しております。


突然なのですが、皆さんに質問です。

今、幸せや楽しさ、人生に充実感を感じていますか?
Yesならそれは素晴らしいことです。
Noなら何かが間違っているということです。


現在僕は20代で、いわゆる、ゆとりや、さとり世代と呼ばれる時代に生まれました。
最近はあまり聞かなくなりましたが、
よく子供の頃から、最近の若い子は〇〇と大人の方から言われてきました。

なぜそう言われるのか。
それは、僕たちの世代と僕たちの親世代が育った環境が違うからです。

親世代が子供の頃、日本はどうだったかというと、
戦争に負けて、日本社会には何もなかったです。
そこから立ち上がって、一時期は世界のトップにまで上り詰めた日本。
何が日本を世界トップまで上り詰めさせたかというと、物作りです。

物を作り、物を売り、経済を回すことで、国や社会から直接的に賞賛を得ることができました。
だから新しいものを発明して、莫大な富を得る。
そしてその得た富で、高級車を買い、高級マンションに住み、高いワインを飲んで、美女とデートする。
これが僕たち親世代の成功や幸せだったわけです。


では僕たち世代はどうでしょうか。
少なくとも物心ついたときには、身の回りは物で溢れかえってたのでは
ないでしょうか。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、携帯、おもちゃ、車、家、ゲーム、本、漫画、
その他たくさんの物が目の前にはあったと思います。 

だから僕たちは、物が無いから物が欲しいという欲求は、
親世代に比べると相当少ないのです。

そして社会のシステムはもうすでに固まってしまっており、僕たちが変えることができない。
ありとあらゆるアイデアがもうすでに世の中にあるので、何か新しい発明をするのも難しい。
物は何でも安くで買えるし、ご飯も安い。
海外に行くのだって、国内旅行だって、1ヶ月働けば行けるくらい安い。
車も部屋も今はシェアできるようになった。

そんな社会で育った僕たちが、
お金を稼ぐには大企業に入って、出世しないといけない。
出世するためには、上司の言うことを聞いて、行きたくない飲み会にも
積極的に参加しないといけない。

もっと貪欲になれ!
と親世代の上司から言われても、

いや、別に出世なんて興味ないし、お金の為に自分の時間を犠牲にするのなんて絶対嫌だし、てかそんなにお金稼いでどうするの?
1本100万円のワインを飲むため?
それだったら、サイゼリヤで200円くらいのワインを仲良い友達と飲んでるほうが
俺にとっては幸せだよ。

となるわけです。


何が言いたいかというと、
親世代の幸せというのは、何かを達成すること、そして快楽を得ることであり、
僕たち世代の幸せというのは、それを行う意味合いであったり、
楽しさを共有できる良好な人間関係であったり、
自分の趣味に没頭することだということです。

だから、親世代の幸せの価値観を追い求めても、僕たち世代のほとんどの人間は
幸せを感じることができないかもしれません。
物に溢れ、何でも安くで手に入れられる時代。
そんな時代に生まれた僕たちは、何をすれば幸せになれるのか。

それは、自分の内側からふつふつと湧いてくる、本当にやりたいことを追いかけ、
そのことに没頭し、それを行う意味を自分自身で見出し、
自分と合う、最高に楽しい仲間と時間を共有することなのではないかと、
僕は最近思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Ryoma Kobayashi

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