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HSP(繊細さん)は仕事の精度が落ちても許される程度のレベルを探る

仕事の内容でも粗い部分やちょっとでもミスがあれば修正したくなる傾向が強いHSP(繊細さん)。

しかし、何でも正確にやろうとすると
「時間が足りなくなる」場面に遭遇しないでしょうか?

誰でも時間は有限に流れていますし、
できれば簡単に終わる仕事は少ない時間で片付けたいですよね。

本日は逆に、普段行っている仕事が
「本当はもっと粗い状態で提出しても大丈夫なのでは?」という視点を持つことでHSP(繊細さん)の仕事の効率化を狙う、ということを書いていきます。

ちょっと具体的な内容が続きますが、お付き合いいただけますと幸いです。

社内に関わる仕事において、「書く文字数」を減らした

例えば、会議で議事録などを書く際、
⚪︎誰が何を話したのか
⚪︎ポイントは何なのか
⚪︎結果的にどういう結論になったのか
上記のポイントを細かく書いていました。

「〇〇さんがこんなことを話していたし、
ポイントはこの部分だな、、、」ということを
再度文章に書き起こして推敲して議事録を共有していました。

また、何か社内ツールで申請を上司に上げる際、
〇なぜこの申請が必要なのか
〇その承認があることで何ができるのか(効果)
を細かく書いていました。

ただ、ふとある時に
「他の人はどれくらい文章を書いているのかな?」ということが気になり、他の社員の申請内容や議事録を見たことがありました。

結論からいうと、
他の社員は僕の1/3〜1/2くらいの文量で
きちんと承認をもらっていたのです。

会議の議事録も同じくらいの文量で書かれていましたし、その文量で上司から何か注意を受けている様子は全くありませんでした。

僕の場合は
「これくらい書かなきゃダメだろう」という考えからしっかり文章を考え書いていたのですが、
それは【しなくても良い努力】で、他の社員はそのことに時間をかけず、【必要な労力だけ】をかけて仕事をしていたのです。

このことがわかり、僕はそれ以降、
議事録や社内ツールの申請は他の社員と同じような文量にし、一回あたりの時間を10分〜20分くらい削減することができるようになりました。


社内向けの仕事であれば、最低限容認されるレベルは何なのか?を探る

社内向けの仕事であれば
「最低限、自分が仕事を進められるレベル(精度)はどれくらいなのか?」ということを探ってみても良いかもしれません。

その仕事を複数回経験してみて
(会議資料の作成や議事録の作成など)
「もっと粗くても大丈夫かも?」となれば
文章量や確認する時間を減らして、提出をすれば
そのままご自身の時間削減につながります。

ご自身の貴重な時間、体力と気力を節約することができるので試してみる価値はあると思います。

万が一、注意されたら「どれくらいの精度まで求められているのか知りたかったので、、、」と伝える

一度だけ、僕の上司から
「急に申請内容の文章が少なくなったけど、何かあった?」と聞かれたことがありました。

僕は隠し事をしていてもしょうがないと思い、
正直に「どれくらいの精度までが求められるのか知りたかったのと、時間の削減をして普段の営業活動に時間を割きたかったからです。」と正直に伝えました。


上司はその返答から
「上司自身が申請内容からどの内容を見てみるのかというポイント」と「最低限、記載すべき内容」を教えてくれました。

僕自身も一度上司とその擦り合わせができたおかげで、その後はほとんど突き返しもなく、
申請を通してもらえました。

今日、お伝えした「精度を落として必要なレベル感を探る」行動が周囲から少し不安視された場合、正直に自分の狙いを伝えることで、より仕事がしやすくなることつながっていきます。


ぜひ、ご自身の貴重な時間を効率的に使いながら、仕事ができると良いですね。

いかがだったでしょうか。

本日はHSP(繊細さん)が陥りやすい
様々な仕事に対して細かく対応してしまう傾向から、一度精度を落として問題がないか探ることを
共有したく、この記事を書きました。


日々、一生懸命働く方々の良いきっかけになれば幸いです。


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