UXリサーチのための教科書「ユーザーインタビューをはじめよう」
Steve Portigal氏の著書「ユーザーインタビューをはじめよう」を読んだのでサマリーをここに残します。
時間が無い方は30秒で読めるこちらのオススメのみご覧ください。
◎インタビューが有効だと思われる状況◎
・新しい機会を発見するとき
・仮説を磨くとき
・プロダクト、サービスをリデザインするとき
◎インタビューのティッピング・ポイント◎
質問→応答 から 質問→ストーリー になる、これがティッピング・ポイント。でもいつ来るか分からない。
◎インタビューの最後に”刺さる質問”◎
・5年後に同じ話をするとしたら、何が変わっていますか?
・もし理想的な体験ができるとしたら、それはどのようなものですか?
最後に
他に話したいことは?逆に聞きたいことは?と問いかけよう。
◎インタビュースキルの向上方法◎
・毎日のちょっとした出会いを活かしてインタビューする
フォローアップの質問、沈黙の練習などしてみる。
・リフレクトする
自身のインタビューをビデオで振り返る。逆にインタビューされてみる。反面教師で学べるということ。
・批評
他人のインタビューを見たり、ジャーナリストやメディアのインタビューを見てみる。即興劇に参加するのもオススメ。
◎インタビューでは◎
そもそも何を知りたいのか明確にする
◎インタビューが有効だと思われる状況◎
・新しい機会を発見するとき
・仮説を磨くとき
・プロダクト、サービスをリデザインするとき
◎ブレインダンプ◎
メンバーが頭にあることを洗い出す作業のこと。推測、期待、意見、とにかく出す。
→これにより問題が人から外部化され”中立的”になる。同時に自分の思い込みを感じることができる。
◎インタビューのティッピング・ポイント◎
質問→応答 から 質問→ストーリー になる、これがティッピング・ポイント。でもいつ来るか分からない。
◎インタビューの最後に”刺さる質問”◎
・5年後に同じ話をするとしたら、何が変わっていますか?
・もし理想的な体験ができるとしたら、それはどのようなものですか?
最後に
他に話したいことは?逆に聞きたいことは?と問いかけよう。
◎Show and Tell◎
実際にアプリを触ってもらう、もしくはプロダクトを使ってもらう。
→抽象的な話に具体性を持たせることができる。
教えてくださいという姿勢を忘れずに。
・この時にニーズがソリューションになって現れる
・参加者が自ら表現することや感情はとても大切!
◎そもそもインタビューとは?◎
おしゃべりや会話ではない。質問だけでなく、様々なテクニックを有機的に盛り込むことのできる”プラットフォーム”である
◎始まる前には◎
・書面にサインを、自分たちは客である。時には”客らしく”振る舞うことも必要。お茶を出されたらいただこう。参加者は客をもてなすことで逆に安心することだってある。
・簡単にインタビューのプロセスと目的を伝えよう。(クライアントが同行している場合、彼らも思い出すことができる)この時点で参加者に「今聞いておきたいこと」を聞くこと。
◎話題を変える◎
話を変えてももちろんOK、一言「ちょっと話を変えます」と添えてあげると丁寧だし、参加者も安心する。
◎思考発話法◎
考えていること、感じていることを話しながらタスクを実行してもらいそれを観察する手法。
※参加者が間違ったワード、考え方、やり方をしても訂正しないこと!
◎インタビュースキルの向上方法◎
・毎日のちょっとした出会いを活かしてインタビューする
フォローアップの質問、沈黙の練習などしてみる。
・リフレクトする
自身のインタビューをビデオで振り返る。逆にインタビューされてみる。反面教師で学べるということ。
・批評
他人のインタビューを見たり、ジャーナリストやメディアのインタビューを見てみる。即興劇に参加するのもオススメ。
◎リサーチデータの扱い方◎
分析と統合の大きく2種類。
■分析= 群像 → 個別へ
△統合= 要素を結んで → 新しい何かを見出す
◎トップラインレポート◎
フィールドワーク中に得られたストーリー、初期のインサイトや頭に思い浮かんだことをクライアントとチームに共有しておく。疑問点もリストアップしてOK。
・正式なデータ分析ではないけど、プロセスのどこにいるのか実感できる。
Steve Portigal氏のポッドキャストは英語ですがAirbnbやeBay、Lyftなど現役で活躍するデザイナーにインタビューしている回があり、学びに溢れています。
頂いた資金は子供支援団体などに寄付していきます。