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家族のこと

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2021年1月の記事一覧

先手を打ってあいさつをする

先手を打ってあいさつをする

町を行き交う人たちは、みんなマスクをしています。そのため、知っている人とすれ違ってもわからないことがあります。私の娘が、この状況について、つぶやいていました。
「良かった、学校(中学校)卒業してて。先輩とか会ってさぁ、気がつかなくて、あとでなんか言われるじゃん」

大きな声で先輩にあいさつを娘の中学校では、道で先輩に会ったら大きな声であいさつをするということが伝統になっていました。

私が学生のこ

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日本は超高齢社会、高齢福祉サービスに関心を持とう

日本は超高齢社会、高齢福祉サービスに関心を持とう

お袋が90歳の誕生日を迎えました。今は、特別養護老人ホームで暮らしているので花を持って会いに行って来ました。しかし、コロナ禍で、非常口の中と外でしか会えません。お袋は、非常口の向こうにいます。私は、建物の外に立ち、PHSを使ってガラス扉越しに話をします。

私は、noteに、特別養護老人ホームで暮らすお袋のことを書いてきました。それは、少しでも多くの人に高齢福祉サービスに関心を持ってもらいたいと思

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さよならのあいさつはだいじな時間です

さよならのあいさつはだいじな時間です

休日はのことです。娘が、予定時刻になってもアルバイトから帰って来ませんでした。あとから理由を聞くと、利用者一人ひとりにお別れを言っていたら帰れなくて…と笑っていました。

バイトをあがるときのあいさつ娘は、家の近所の高齢者デイサービスでアルバイトをしています。休日の早番は、利用者がたくさんいる時間にあがります。そのため、帰り際のあいさつが大変とのことです。

利用者一人ひとりに話しかけると大変なこ

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おみくじもデジタルの時代

おみくじもデジタルの時代

冬ばれの今日、家族で初詣に行きました。

近所の氏神様に向かう途中の話です。高校生の次女がShiriを使ったおみくじを教えてくれました。iPhoneやiPadに搭載されている音声認識ソフト、Shiriにお願いすると、Shiriが代わりにおみくじをひいてくれます。

Shiriさんにお願いをする前に、リアルにおみくじをひきました。

大吉でした。

去年の初詣は、腰が痛くてお参りするのもやっとでした

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支援をあきらめない(我が家でスーパービジョン⑤)

支援をあきらめない(我が家でスーパービジョン⑤)

大学生の長女と高校生の次女が、家の近所にある高齢者デイサービスでアルバイトをしています。二人とも仕事に慣れた半面、いろいろな疑問や失敗もあり、その思いを私にぶつけてくれます。

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。利用者の対象は、子どもたちのアルバイト先と異なります。しかし、対人援助職であることにはかわりありません。我が家では、対人援助におけるスーパービジョンが始まります。対人援

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夫婦間の生活習慣の違いを検証する

夫婦間の生活習慣の違いを検証する

家族というのは不思議です。まったく違った生活をしてきた者同士が一緒になって生活を始めます。その中で、融合して新しい生活様式になることがあります。また、反対に、いつまでもかたくなに昔の生活様式を固持し続けることがあります。

食事のあと、娘が言いました。
「お父さんって、どうして食べ終わったらすぐに片づけるの?」
「お母さんの家(妻の実家)って、どうして昼ご飯と夕ご飯のさかいがないの?」

食後の私

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