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センセイから見た「SDGsトイレットペーパー」誕生ヒストリー③
このnoteでは、一人の高校生の想いを具現化するために奔走してきた1年間の取り組みを紹介している。最終回は、中高生が自分でプロジェクトを進めることの意義について綴りたい。前回までの記事はコチラ。
中高生は「自分モード」で歩んでいるか?高校生の原田怜歩(らむ)は、大人たちの力も借りながらクラウドファンディングにも挑戦し、「トイレからジェンダー課題をはじめとしたSDGsに関心をもってもらい、ノーマラ
センセイから見た「SDGsトイレットペーパー」誕生ヒストリー②
今回はPlungerの「チームビルディング」と「クラウドファンディング」について綴っていく。前回の記事はコチラ。
チームを創る、チームで創る怜歩(らむ)が自分自身のビジョンに気付くことができたので、次のステップとしてチーム・ビルディングを検討した。怪我の功名で、新型コロナウイルスによるオンライン化が急速に進み、専門的知識や経験を持つ社会人と生徒とを繋ぐことが大変容易になった。一介の教師たる自分に
センセイから見た「SDGsトイレットペーパー」誕生ヒストリー①
先生! 日本でもトイレ探究したいです!!
2020年4月、高2になった原田怜歩(はらだ・らむ、以下「怜歩」)から急に連絡が入った。彼女が中2の頃、プレゼンの授業を担当したことがキッカケで、中3で「トビタテ!留学JAPAN 」の長期海外留学に挑戦する際、プレゼンの相談を受けていた。
当時、彼女は中学生ながら名だたる大企業の役員を前にして、独創性と熱意溢れるプレゼンで、学園で初めて長期留学奨学生に