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大人がドキドキするヤングアダルト洋書

大好きでハマっている英国人作家がいます。

Anthony Horowitz(アンソニー・ホロウィッツ)氏。

僕の最近の記事を頻繁にチェックされてる(稀有な)方は、「またかよ」と思われるかもしれません。

だって、最近の僕の生活は、通訳してるか、アンソニー読んでるか、食器洗ってるか、くらいですから。

あ、あとスタバにいるか。

あ、あとジューサーでジュース作ってるか。

あ、あと(もうええわ)

とまれ、アンソニー・ホロウィッツ氏。

ここ数年の新刊4、5冊を読んでからは、当然のごとくバックナンバーに進んでます。

I can't get enough of his stories. 

今回選んだのは、全5巻のThe Power of Fiveシリーズ。

氏曰く、「僕の作品の中であんまり知られてないシリーズ。でも、僕の社会に対する思想が最も反映された作品と言えるかもしれない」

という2005年〜2012年に発表された作品群。

第1巻『Raven's Gate』kindleで読了です。

ホントは紙の書籍で読みたかったんだけど、”あまり知られてない”と作者自らが言うだけあって、さすがの新宿Books Kinokuniya Tokyo (洋書専門店)にもなかった(と思う)。

英国から取り寄せるオプションは2、3週間くらいかかることが判明し「そんなに待ってられるかっ!」で、即kindle購入に至りました。

概要としては、現実のリアルな世界を舞台にしたファンタジー、というのがこの作品の概ねの設定だと思います。

第1巻を読んだ感想:「ヒリヒリするくらいダーク」。

一応”ヤングアダルト”向けの作品なんですけど、43歳の自称大人の僕の胸の奥に切り込んで来るようなシリアスさが印象的。

心理的な圧迫感、というか切迫感。そういったものが物語の大きなキーになっていると感じました。

英語はとっても読みやすい。(比較的)シンプルな英語だから逆にストレートに感情に響くのかもしれません。

子供騙しじゃないシリアスでダークなファンタジー世界を堪能したい人にはおすすめできると思います。

ちなみに僕は第2巻をkindleで読み始めてますー。


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