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NO.18 自分なんて、そんなの無いんじゃないか? 日記/恋愛結婚/3代映画祭/ジブリ/サルと報酬/僕を探しに/キューブ/ニューヨーク東8番街の奇跡

*雑念日記(大学生の)
ー 日記/恋愛結婚/3代映画祭/ジブリ
*今週の読書
ー 僕を探しに
*今週の映画
ー キューブ/ニューヨーク東8番街の奇跡
*その他、、、
では、どうぞ ( ´ ▽ ` )ノ


雑念日記(大学生の)

♦その人と親しいと思っていたとしても状況が変わると、一緒にいる他の人が変わると、その人に対する評価が全く別物になってしまう。やはり人間関係は難しいと感じた。

例えば、気が合う人が1人いたとする。その人と2人で話すときは、話が弾むが、そこに第3者が入ってきた途端に調子が狂う。非常に居心地の悪さを感じる。個人として良い人なのかと、集団内の立ち振る舞いが良いのかどうかは、絶対にわけて考えないといけない。

しかし、個人として良いことよりも集団内の立ち振る舞いが良いことの方が、たいていの場合目立つし印象に残りやすい。個人としての印象を重視する人の方が絶対に少ないんじゃないかと勝手に思ってる。僕は、個人派だけど。

じゃあ、個人としての良いことは集団内の良いことと、イコール関係に無いのかというとそうでもない。微弱なイコール関係はある。ただ、個人としての良いことを集団内でもし続けると、集団内での自分の立場が悪くなってしまう。全員が個人としての良いことをしている集団という例外を除いては。


結論、誰か他者について印象を持つ時、僕はなるべく個人としての良いことに注目をしたい。それを見つけられるくらいの繊細な色眼鏡を鍛えたい。。


♦宮崎駿さんのプロフェッショナルを見てみて、印象に残った言葉。

現象と本質。
理想を失わない現実主義者

ポニョ作成の裏側を知れて、ポニョが公開されたとき僕はまだ小学生になったばかりくらい?もしくは、幼稚園児。そんな幼い時に1回だけ観た映画でありながら、今でもあの時の記憶は覚えている。ポニョというキャラクターがくっきりと記憶に残っている。

鈴木敏夫さんのプロフェッショナルも見た。

自分を信じない。他人を信じる。

が印象的。

なんかけど、良い言葉・名言をいくら聞いたとしてもそれは今まで積み重なってきた苦労があってこそ意味がわかるもので、僕がこれらの言葉を指針にして生きていったとしても二番煎じにしかならないし、それ以上にはならないから、そういう言葉もあるんだなぁ~程度に流しておこう。


♦恋愛結婚って必要なのか?

結局、恋愛ってのも勝手に人間が作り出した幻想に過ぎないんじゃないか?恋愛ビジネスを成り立たせるための。それをあたかも神聖なものとして祭り上げてはいるものの、結局は現実と向き合わないといけず、泥臭いものに変わってしまうんじゃないか?もちろん、世の中にはディズニー映画のようなロマンティックな恋愛をする人もいるだろう。

ただ、皆がそれを追い求めるべきなのか?無理な話でしょ。そもそも、ディズニープリンセスは独特の背景を持っている設定で、お相手のプリンスも現実世界で100人に1人いるかいないかレベルのスペック。



就活についても。

今回のnoteの映画「キューブ」の感想欄に書いたことに非常に酷似したことが言われている。

社会制度自体はもはや崩壊しており、私たちは誰も降りようとしない、いや降りられないチキンレースをずっと競い合っている。限られた椅子を必死に取り合う椅子取りゲームの世界線にいる。しんどいなぁ。


「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」(二宮尊徳)


♦Instagramのストーリー機能で良いなと思ったのが、「いいね」がつかないこと。誰が私のストーリーを見たという情報はわかるんだけど、誰がいいねしましたという情報は無い。

身内だけで使うSNSを作ろうと思う時は、いいね機能を無くした方が良いかもしれない。てか、そもそも身内で使うSNSの必要性が定かではないんだが。


♦ある課題を行うことできゅうりを貰うことができたサル。隣にもう1匹のサル。そいつは課題を行うことできゅうりよりも上等なブドウを貰えていた。それをガラス越しに羨ましそうに見ていたきゅうりサル。同じように課題を行ってもらおうとすると、やる気をなくしたのである。人間世界にどのように活用できるのか。。


♦3代映画祭の特徴。

まず、3代映画祭とアカデミー賞との違い。アカデミー賞は公開済みの作品から選出される。また、英語の作品から選出。3代映画祭は公開前の作品から選出。見本市の様な場所。英語以外の言語で作られた作品も受賞可能。「千と千尋の神隠し」とか。

3代映画祭は
「カンヌ国際映画祭」「ベルリン国際映画祭」「ヴェネチア国際映画祭」
の3つ。

ベルリン国際映画祭は、冷戦下の西ベルリンで興ったこともあり社会的な意味を持ち合わせた映画が選ばれる傾向にある。最高賞は金熊賞

ヴェネチア国際映画祭は、芸術性の高い作品が選ばれる傾向にある。最高賞は金獅子賞

カンヌ国際映画祭は独自性や商業性を持った映画が選ばれる傾向にある。最高賞はパルムドール賞

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唐突な可愛い画像っ!!😳
集中力高めるには良いらしいっすよ~


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今週の読書

♦僕を探しに


パックマンの様な可愛らしいキャラクターがかけた口のところを探して完全な〇になろうとする話。

序盤は、欠けているからこそ味わうことのできる楽しみや交流が描かれ、中盤で欠けていたものを見つけるも、仲たがい。その後、惜しいものをいくつか見つけるも、どれもイマイチ。最終的にピッタリのものを見つけたんだけど、いざ見つけて〇になってみると、今まで享受できていた色々な楽しみが味わえなくなってしまう。


何かを手に入れるということは、同時に何かを失うことなんだな。と思った


それは、仲良くしていた友人かもしれないし、その時だからこそ持っていた視点かもしれないし、蓋を開けてみないとわからない。

何かを手に入れようとしているときは、前に進むことだけに夢中で、


絵本って良いね。うん。シンプルなストーリーなんだけど、複合的な知識を身に着けてしまった今だからこそ読んでみて、気づくことが色々ある。


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今週の映画

♦キューブ

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目が覚めると周囲を壁に囲まれた閉鎖空間に。。

めっちゃ威張り散らす警察官、数学専攻の学生、人生に生き甲斐を見いだせない男性、サヴァン症候群でアインシュタイン的に賢い頭脳を持ち合わせた男性、歳をとった女医、7回も脱獄に成功したことのある老男性。

これらの人たちがキューブと呼ばれる?閉鎖空間の連続した建物の中になぜか閉じ込められており、目的も知らされず、警察官の号令のもと脱獄を試みようではないか!という物語。

なんだけど、ん~なんというか、めっちゃ癖のある甘酒を飲んだ後に近い感覚を鑑賞後に感じている😂 極限状態に置かれた人間の心理描写を映したいのか、どのようにして脱出をするかというミステリー要素を表現したいのか、よくわからん。というのが正直な感想。

ただただ、例えようのない後味が残った。

1998年に公開ということで、何か時代背景をもとにして作られているのか?と考えてみたが1990年代というと日本ではバブル崩壊にあたる。今まで浮ついていた景気や雰囲気が一気に冷めていき、幻想から現実へと引き戻される。周りの雰囲気に合わしてなんとなく、それこそ本作に出てくる女子学生のように過ごしていたことから一転、人生に生き甲斐を見いだせない男性のような状況に回帰する。


一方、海を渡ったアメリカの経済では良好な状態が安定して成長を続けていた。それこそ今の日本とアメリカ間にある差が開き始めた時期だろう。市民はまだまだ幻想の中に生き、意気揚々としていたかもしれない。手に職がある状態でまだまだこれからー!!という賑わいだっただろう。

しかし、そこに主体はあったのだろうか?アダムスミスの見えざる手もとい、経済発展という名目のもと視認することのできないほど大きなものを作るちっぽけな歯車として動いていたに過ぎないのではないか。もちろん現在の状況にも言えることだが。

本作で、

このキューブという建物は何の目的も無く、誰が作ったというわけでもなく、個々人が目の前の作業を遂行したその先の集合体が作り出したものに過ぎない。誰も悪くない。もともとは何か目的があったかもしれないが、誰かが受けついていく中で本来の目的は消え去り、「建物を完成させること」に人間は動かされた

的なことを言ってて、ゾゾォーとした。今、僕たちは映画の様な閉鎖空間にいるわけでは無くて、様々な刺激に囲まれて生活をしている。だからこそ、現実や自分自身を見つめる機会なんて持つ必要が無く、タピオカミルクティーを飲みたいだの、観光に行きたいだの、英語を勉強するだの、色々な誘惑によって生活は形作られている。

これらの誘惑は一体どこから来るのか。本当に自分が欲している、心の底から来るものなのか?それとも誰かが裏で手を引いて、私たちの誘惑を引き出しているのか?後者だろう。そして、裏で手を引いている者も、誰かに手を引かれ、相互に作用する関係性が無限に続いている。

しかし、それを悪いとは思わない。もし自分の心の底から来る欲望に任せて過ごした場合、本作の警察官のように野蛮で強引な人たちが権威を持つことになり、サル山社会のようになってしまうからだ。それは個人的に嫌である。群れのボスになれるならわからないが、なれたとしても、集団ないの幸福感の総数を比較すると、恐らく現在の様な社会の方が高いのだろう。

キューブ。意外と深い意味を持ち合わせた映画なのかもしれない。


♦ニューヨーク東8番街の軌跡

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UFOが可愛い映画。登場人物に親しみを抱く映画。人間らしい映画。

この映画は、ストーリーが深いだの、アクションが凄いだの、表現が凝っているだのを気にすることなく、ただ私たち観客は童心を持った状態で見るのが一番良い楽しみ方だね。

子供の視点に自然とさせてくれる。

ホームアローン的な展開で、家を壊そうとやってくる悪党を追い払うのかと思ったけど、期待していたのとは違ったね。ただ、登場人物1人1人のキャラクター設定や描写が結構詳しくされていて、まるであのアパートの同じ住民のように途中からストーリーを追えたのは良かった。

プラスに働くわけでもなく、マイナスに働くわけでもなく、0の状態に戻してくれる映画。特にこれといった波も無くただ日常がありのままに繰り広げられるけど、それが人生ってもんなんかな。。


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ではでは~また来週に😊

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