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NO.13 一目惚れと中華丼と現状把握/コンビニの闇/ザ・エージェント/ランボー

*雑念日記(大学生の)
ー 中華丼・一目惚れ・現状把握
*今週の読書
ー コンビニの闇
*今週の映画
ー ザ・エージェント/ランボー
*その他、、、
では、どうぞ ( ´ ▽ ` )ノ


雑念日記(大学生の)


♦10/11。僕はある女性に一目惚れをした。

半年前から通っている病院に、今日もかぁ、、と少し鬱々とした感情を抱いていつもと変わらない調子で向かった。相も変わらず、そこは人気のところで診察までかなり待たなければならないのだが、今日は特に混んでいて1時間以上待たないといけなかった。

1時間以上待つことはこれまでにも何度かあり、僕はそのたびに近くの川に行くか周辺をぶらぶらとする。今日はどちらも堪能した。大学が始まり荷物を持ち運んだ状態で歩くことが増えたからなのか、腰の調子が良くなかったのだけど、リズムを刻みながらぶらぶら。川に行き、空気を味わった後、少しだけ歌を歌って、また空気を味わい、音も味わう。非常に良いリラックスタイム。

さて、1時間経過したころに病院の方へ戻る。

のだが!!その後、一目惚れをするとは川にいた僕は思いもしなかった。どうやらまだ少し待たないといけないようで、椅子に腰を掛けて持ってきていたカミュの「幸福な死」を読み始めた。しかし、内容が全く頭に入ってこないというか、急にサビの部分に入ったみたいに作品の全体像が全く掴めていない。でも、読み進める。

そこに彼女はやってきた。その場の空気感を変えてしまうほどのオーラを放ちながら、堂々と、颯爽と歩く。

僕は入り口付近の椅子に座っていたのだが、彼女は僕の隣の隣に座っていた。隣に座っていたのは良い感じに脂がのった男性の方だった。隣の隣にいるという事をかすかに感じつつ、本を読み進めるも、僕の注意はそっちの方向を見ていないとはいえ完全に彼女に向いていた。本の内容は全然頭に入ってこない。

満を持して彼女の方向をチラッと見てみると、たくさんの荷物を抱えながら、眠っていた。目をつむる。眠りに入る。揺れ始める。倒れそうになる。目を覚ます。目をつむる。これを繰り返していた。「いや、めっちゃ眠そうやん!てか今にも椅子から転げ落ちそうな感じやん!」

正直、ここまで一目ぼれというものを自覚したことが無かったので、この機を逃したらダメだと思った。どうにかして話してみたいなぁと思った。しかし、それを僕と彼女の間に座る男性が遮る。いったい彼は何をしているのか??と少々の苛立ちも混じえつつ興味本位で横目で確認すると、スマホゲームをしている。

「何してんねん!!」とめちゃくちゃな感情を抱いた。だって、彼はただ病院で自分の診察の番を待つ時間をスマホゲームをして潰しているだけで何も悪いことはしていない。

しょうがないか。。隣の男性が席を立つまで待つか。。この時は思いもしなかった壮絶な持久戦が始まる。

待つ。待つ。待つ。横をチラッと見て何をしてるか確認する。スマホゲーム。待つ。女性はやはりうとうとしている。待つ。時計を見る。待つ。横をチラッと見る。スマホゲーム。いや、line?。

そうこうしているうちに30分程が経過した。自分の番が来てしまった。仕方なく、病室へ向かう。診察が終わり、痛みが治まるまでもう少し病院で待つことに。これはラストチャンスだと思った。

そして、その時は来た。隣の男性が名前を呼ばれ席を立ったのである。

ちょっとした小話をして、僕が暮らしてきた世界とは一味違った世界観について知れた。また、女性の方も少し疲れ取れた表情をしていたので、それも良かった。

自分一人だけが自己満足して終わるのだけは避けたかったので、相手の方も何か少しでもプラスになることを、僕の方から声を掛けたんだし、してあげたいという思いのもと、接して、結果的に最後は和やかな感じで別れることができた。と自分が思っていても相手が本当によく感じてくれていたかなんてわかり得ないのが辛い。。

そういう点でも、人と関わるというのは、相当な負荷を要するよね。でも、自分に余裕がある時は相手が余裕を持って話せるような状態を提供してあげながら、積極的に関わってみたい。。


♦自我が強いことと、協調性が高いことは一種のトレードオフ。


「メンタリスト」というドラマを見始めた。


主人公セクシーすぎでしょ🤣😍

リスニングの勉強にもなるし、
アメリカの市警察と州警察の組織構造についても学べるし、
主人公カッコよいし、
相手の心を読むとは一体どういうことなのかを学べるし、、

色々と学べることがあって面白い。とは言いつつ、かなり長いシーズンを要しそうなので、全部見れるかな。。という不安も若干ある。


「ブラッディマンデイ」というドラマも見始めた。

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まだ、一話見終わったとこなんだけど、そしてアマゾンプライムでの配信が10月いっぱいで終わるという事なのでめちゃくちゃ焦っているnowなんだけど、面白かった。

そして、主人公のパソコンスキル、データリテラシーに感動した僕は、「プログラミングの学習や機械学習についてもっと知ってみたい!!」と知的好奇心をめちゃくちゃ刺激された!

ただ天才的なハッカーというカッコよい一面のみを描写するんじゃなく、女性に興味がある描写や主人公のスケベなキャラクターの描写があって、「あぁ~、なるほどなぁ。そういう一面もあるのね。。」と自分でもよく分からない感情を抱いたりもした。

急ぎ足で見ていきたい!


♦バイトに行った。僕はキッチンの担当で、料理を簡単ではあるけれど作ったり、下準備をしたり、皿洗いをしたりなどをしている。それぞれに特有の難しさがある。

アルバイトは頭を使って効率化できる業務が少ないと感じた。基本的に頭だけを使ってこなせるのは知識系が多いと思うのだけど、例えば塾とか、やはりそれ以外となってくると頭と同時に体を動かさないといけない。けど、人間の体には動きの限度がある。1人でできることは当然限られ、いくら頭でこうしたほうが効率が良い、と空想してもそれを実行するのは不可能。

だからこそ、一味違った忍耐力が必ず求められる。

そ・し・て・・・それを乗り切った後に至福のひと時が待っている😆😆

バイト終わりに食べる王将の中華丼。これほどまでに至福の時があるだろうか。中々疲れる労働を行って、腹が良い感じに減ってきた中で眺めるメニュー。これほどの絶景があるだろうか。望むならばメニューに載っているものすべてを食べたいのだが、やはりお金が無い。だからこそ所持金内でいかにして自らの腹を満たす組み合わせを考えるかが重要になってくる。このプロセスはとても重要なのだ。

500円以内で一番満足感を得られそうなもの。バリエーション豊かに楽しめるもの。これらを考慮した時、たくさんの具材が入っており、かつご飯もついているためお腹を満たすことのできる「中華丼」はかなりコスパが良い。

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結局、中華丼を頼んだ。そして、待つ。ひたすら待つ。

その待ち時間に僕の集中は隣にいる男性に注がれていた。ある程度年齢を重ねた男性で、かれはホイコーローと餃子、そして白ご飯を頼んでいたのである。それらを、空腹に苦しんでいる僕の横で美味しそうに食す。また、その男性はガツガツ食べるのではなく、一口一口ゆっくり丁寧に口に運んでいく。

ホイコーロー・白ご飯・ホイコーロー・白ご飯・餃子・白ご飯・ホイコーロー・・・

これほどまでに、神経をピリつかせる状況はあるだろうか。まだ来ないかと中華丼を待ちわびる僕の真横、コロナ対策の透明のパーテーション越しに、男性は悪びれるそぶりもなく、淡々と1つずつ噛み締めるように料理を食す。


僕は、10月に入ってから自らに食欲を満たすことを制限してきた。

人間は豊富な資源に囲まれて、何不自由なく暮らすことができていると、やってやろうという活力がみなぎること無く現状に甘んじてしまう。それを危惧した僕は、人間の3大欲求に注目をし、現実的に考えて一番コントロールできそうかつ、幸せを感じれる欲望は何かと考えた末、食欲にたどり着いた。

それ以来、満腹になるまで食べることを減らしていき、常に小腹が空いている状態を作るように心がけている。当然、何をするにも「お腹が空いたなぁ~~。美味しいモノを食べたいなぁ。」という事が頭をよぎる。

しかし!

そういう時こそ、こう考えるのである。「今、目の前にあることを本気で頑張ると、数年後・数十年後、僕は自らの思行くままに腹を満たすことのできる暮らしをしているはず。だからこそ、今感じている空腹感を糧に、頑張るしかない!」と。

そして、気づけば、、食事の時間となったとき、もちろん満腹になるまで食べることは無いのだが、それでも食べるという行為に対して今まで以上に幸せを感じるようになっていた。一口一口を噛み締めているのである。幸せを感じるのである。


話は逸れたが、そのような食事制限を自らに課していることもあって、僕のピリつき度は空腹と隣の男性によってピークまで達していた。


待つこと数分。ようやっとのこと、中華丼が来た!!

焦らない。まずは水を口に含む。飲む。そして、胃に今から食事を開始するというシグナルを送る。

その後、いきなり中華丼に食らいつくのではなくまずはスープで臨戦態勢に入る。一口二口。口に運ぶ。当然、美味い。口の中の味覚を感じる細胞の感度は極限まで高められているため、いつも以上に味を濃く感じる。そして、いよいよ中華丼にありつく。湯気が湧きたつ中、レンゲを優しく滑り込ませ、一口分を取る。そして口に運ぶッ!!美味いッ!!!


このささやかではあるが、僕の幸福感を高めてくれる食欲・食事というものをこれからも大切にしつつ、それらを最大限に味わうため今日も頑張るのである。


♦そういえば・・バイトで皿洗いをしていた時に偶然目に入った紙切れに「ごちそうさま」の一言。めっちゃ嬉しかった。めっちゃ嬉しかった。この一言を見つけることができた自分にも感謝を伝えたい。



♦COHINAというブランド。身長150㎝前後の低身長の方向けのニッチなファッション会社で面白いし、しっかり人を幸せにしてるし、勉強になることがいっぱいある。


♦この2週間はなんだか忙しかったし、頭がいつものパフォーマンスで働かなかったと感じる。ただ、そんな中でも人とのつながりは大切に出来たので良かった。この日記を書く余裕は正直今はあんまり無いんだけど、その分他の活動に注力して、また余裕が出てきたころにじっくりとこしらえていきたい。

色んなもののおかげでたくさんの時間短縮が可能になったにもかかわらず、暇を感じれる時間は昔に比べて少なくなっているんじゃないか。常に何かの情報に触れて、頭を働かせて夜空に浮かぶ星を見る余裕すら気づくと無くなっている。これを豊かになったと言ってよいのだろうか。もちろん、先駆者はこのような生活を乗り越えていかないといけない。けど、大多数の人までもがこのような状況に陥ってしまってよいのだろうか。そこまでして、私たちは何を追い求めているのだろうか。

こんな時代だからこそ、ほっと一息、時間のことなんか忘れて今に没頭できるような場所を作りたいと強く思っている。そこに人間らしさがあると思うから。

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唐突な可愛い画像っ!!😳
集中力高めるには良いらしいっすよ~


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今週の読書


♦コンビニの闇


①なぜ、コンビニは24時間営業を続けないといけないのか?

②なぜ、売れ残った商品をスーパーのように値引きして売り出さないのか?

③なぜ、コンビニで募集されているアルバイトの賃金は安いのか?

④なぜ、同系列のコンビニが近隣に新しくできるのか?

これらの問いの他にも、コンビニの経営に関することを紹介している。

コンビニが売り上げを維持し、ビジネスとして成功するためには、そのフランチャイズ経営という特性上、本部と現場との密な連携や助け合いは必須となる。

しかし、本書で扱われている上記のような問いにおいて、やはり問題となるのは本部が本部の利益のみを優先して、現場の事をなおざりにしていることである。そして、現場だけでなく食料廃棄や重労働問題など社会的に問題とされている事にまでその影響は及ぶ。


①に関しては、そもそもコンビニというビジネス形態について理解を深める必要がある。コンビニは大きく分けて「本部」と「現場でコンビニを経営する加盟店」の2つの組織に分類できる。本部は、コンビニ運営に必要な商品や流通などのノウハウをパッケージ商品として加盟店のオーナーに提供する。これをフランチャイズ経営という。もちろん、提供するにあたって本部はいくつかの条件を設ける。

その条件の中に、24時間365日営業を特別な事情を除いてしなければいけないと組み込まれているのである。つまり、加盟店のオーナーは新しく経営者となるにあたって成功の確率が高いコンビニというパッケージ商品を貰える代償として重労働を強いられるのである。

元々、フランチャイズ経営の制度はアメリカで発足したらしい。起業家精神が高いアメリカにおいては経営者になりたい人が当然多く、簡単に経営をスタートできるフランチャイズは注目されたらしい。。


そして、この①の問題は②にも繋がっていく。

通常、値引きなどをよく見かけるスーパーは閉店時間がある。それは1つの基準となり、もうそろそろ閉店だから安く売って、売れ残りを無くそう!ということで閉店前セールを実施する。しかし、コンビニは言わずもがな24時間営業であり、閉店という概念が無い。24時間商品を売ることができるチャンスがあるのである。正直なところ、個人的のこの論理は感情論のように思える。なぜなら、昼と深夜では明らかに客足の多さが違ってくるし、昼に売れ残った商品を同じ値段で深夜に買ってもらえることでプラスマイナス0に近づくとは思えない。。

一見、バラバラの問題に思える①から④の4つの問題はフランチャイズというシステムによって作り出されたもので、お互いに干渉を及ぼしあっているのである。

本部の成功のみを目指して経営を進めていくと、日本のコンビニの未来は位も二になるだろう。しかし、ここまで私たちの生活に入り込んでいるコンビニというものは一種の驚嘆さえ感じる。


誰かの犠牲の上に成り立つ繁栄は長続きしない
卵を得るために鶏を殺し続ければ、もう二度と卵を得られなくなる

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今週の映画


ザ・エージェント

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トム・クルーズはカッコよかったし、息子のレイはとても可愛らしかったんだけど、映画全体を通してめっちゃ面白い!新しい発見あった!とはならなかったんだよね。。

ただ、エージェントという職業を初めて知れたことは良かった。今までスポーツ選手はチームやCM、広告など自らの契約を自らが決めるものとばかり思っていたけれど、一流になってくると、エージェントという契約に特化したスペシャリストを頼りに契約を進めていくんだなぁと。


♦ランボー

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主人公のランボーはベトナム戦争帰還兵で、戦地で追った心身の傷が本作ではしっかりと描かれている。そして、異様な執着心を見せて彼を追う市警察の男性のキャラクターは、何と言ってよいのやら。。

色々な人が戦争に駆り出された中で、ようやく訪れた平和なひと時を町で過ごすことができているが、その平和は様々な人の苦悩の上に成り立っているのである。しかし、警官はその事を感じておらず、むしろランボーに対して小馬鹿にするような態度を取る。そりゃあランボーも怒るよ。

ランボーは戦地から国へと戻ってきて孤独感を感じているが、警官も小さな町の中では堂々と権力を振る舞って威張れるけれど、州警察や大佐の前では小さく見える。ある意味、ランボーと似たような立場に思えてくる。どちらも、限られた環境の中では優遇されるけれど、いざ外の世界に出てみると冷たくあしらわれる。

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ではでは~また来週に😊


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