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親友と20年ぶりのラーメン屋に行った話
茨城県の牛久市に、山岡家というラーメン屋があった。
地元から車で30分ほど。国道沿いの坂の上に鎮座するその店は、近隣市町村の若者なら誰でも知っている、地域のちょっとした名店だった。
もう20年ほど前だ。時間と車の免許しかなかった暇な大学生の夜。毎日、何をするわけでもなく仲間と集まった。夜中になると、誰かが山岡家にでも行こうと言い始める。深夜の、それも30分もかけて辿り着くラーメン屋は、も
家にいるから書けることがある。
アカウントを作ったきり、何を書こうか迷って手が止まったまま放置していたnoteを開いた。
今、家にいる。もう2週間も家にいる。外に出てないんだから書くべき事柄なんてないんだけど、不思議なもので、書くことがなくなればなくなるほど、何か書きたいと思うようになる。結局書くという行為は内面との対話の末の便みたいなもんで、そういう時間が増えたということなんだろう。
猫も杓子もコロナである。コロナウイルス