ふとマスクを外すと大切なものに気づいた話

コロナ禍の今、お出かけの必需品といえばマスクではないだろうか。

けど鬱陶しいよねマスク。やんなっちゃうよね。

自転車を漕ぎながら、ふとマスクを外した時、今だからこそ感じられる大切なことに気がついた気がした。

そんな思い出を記録する。

季節の香りがした

仕事が早く終わった昼下がり。

少しの疲れと初夏の暑さを感じながら自転車を走らせる。

信号待ちをしているとき、木陰に入れたらラッキー。

「あっちー」と思いながらふとマスクを下にずらす。

そんな時、ふと季節の香りを感じた。

木々が生い茂っている場所って不思議と香りがする。

優しい、安心する、何だか懐かしいような香りがする。

季節の香りは時間帯によっても少し違う気がする。

僕が好きなのは夕焼けが美しい夕方の香りだ。

ふとした時に思い出したら、ぜひ少しマスクを外してみてほしい。

口って大切

口って大切なパーツなんですよ皆さん。

最近街中を歩いているとまぁみんな可愛い。

決して口が不細工とかマスク外すとガッカリ系とかそういうわけではない。

あと真面目な話をすると表情を読み取る手段として口は大切だ。

日本人は目で表情を読み取るというが、目だけじゃわからない時だってある。

開放感を味わえる

これからの季節特に。

雨のジメジメした日、日差しが暑い日。

何なら湿気ていて気温も高くて蒸し暑いような日。

人がいなところでいいからマスクを外して見てほしい。

「うわぁぁァァァァァ！！！！！！」ってなるから。笑

人って思ったより口で気温を感じていたりする。

外した時の開放感はハンパないし、何より息がしやすい。

香り

最後は香り。

何かの本で読んだが、好きな人の記憶って消えていく順番があるんですよ。

顔を忘れたり、声を忘れたり、温もりを忘れたり、思い出を忘れたり。

けど最後まで忘れないのが香りなんですって。

たまーーーーーに香っちゃうんですよ。もう忘れかけていた好きな人の香りが。

何ならもう誰のことかも忘れてしまっていて、けど何か安心するような。

もう思い出すこともできないけど、どこか懐かしいようなそんな香り。

なかなかマスクなしでは肩身の狭い思いをする世の中になってしまいましたが。

たまにはマスクを外してみてください。