マガジンのカバー画像

日本・世界の文学マスターピース

13
ex.)夏目漱石・芥川龍之介・三島由紀夫・太宰治・川端康成・谷崎潤一郎・山本周五郎 カフカ・ゲーテ・バルザック・トルストイ・ディケンズ・トウェイン・フローベール・スティーブンソ…
運営しているクリエイター

#読書感想文

夏目漱石の『草枕』は読むじゃなくて観る

夏目漱石の「草枕」を読んだ。 この小説は「読むんじゃなくて観ろ、感じろ」って漱石が実際に…

RyO
3か月前
5

【連載・読書】今日は日本文学を読もう-夏目漱石編-文学への第一歩『坊ちゃん』

連載:③ 今日は日本文学を読もう。 あらすじ 親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしてい…

RyO
2年前
3

【連載】今日は日本文学を読もう-夏目漱石編-

連載2:〜今日は日本文学を読もう〜夏目漱石編 この順番から読んでいこう!さて、先日紹介し…

RyO
3年前
23

夏目漱石「こころ」の前哨戦-『行人』を読む

あらすじ 弟よ、私の妻と一晩よそで泊まってきてくれないか――。 この世でいちばんわからな…

RyO
3年前
10

【書評】川端康成を「聴く」-雪国

あらすじ 雪に埋もれた温泉町で、芸者駒子と出会った島村―― ひとりの男の透徹した意識に映…

RyO
3年前
14

【書評】生きていることの残酷さ「真夏の死」-三島由紀夫

あらすじ 海難事故で幼い子供を失った夫婦。不幸に直面した衝撃と怒り、悲嘆からの逃避、忘却…

RyO
3年前
11

【書評】まるでジョジョのスタンド対決…「羅生門・鼻」-芥川龍之介

久々に日本文学を読みたくなって、芥川。 文学シリーズは新潮文庫か岩波文庫と決めている。ジャケが良い。 芥川と出会ったのは中学2年の頃。なんと「蜘蛛の糸・杜子春」が廊下に落ちていたので家に持って帰って読んだ。それが始まり。 短編が多くて読みやすいし、昔話を芥川風にアレンジされている世界観が癖になった。「悪い宮沢賢治みたいだな」という印象だった。 昔はただの読み物としてストーリーを楽しんだが、大人になって読むと、芥川の宗教観だとか、死生観だとか、晩年にいくにつれて狂気を

ねエ、およしよ!-刺青・秘密/谷崎潤一郎

<日本文学篇03> あらすじ 肌をさされてもだえる人の姿にいいしれぬ愉悦を感じる刺青師清吉…

RyO
4年前
4

獣、混沌、清濁-伊豆の踊り子/川端康成

<日本文学編02> あらすじ 旧制高校生である主人公が孤独に悩み、伊豆へのひとり旅に出かけ…

RyO
4年前
4

潮騒/三島由紀夫

<日本文学編> 応酬応酬、語彙の応酬。 相変わらずの筆力。 いやしかし今回はいつもの三島とち…

RyO
4年前
9