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自分の強みを自分で分析【ストレングスファインダー】

皆さんは「ストレングスファインダー」をご存じだろうか。

Gallup Organizationが長年にわたって実施してきた調査によると、最も効果を上げる人たちは、自分の強みと行動を理解している人だという。このような人たちは、日々の生活、キャリア、家族について要求を満たし、さらにそれを上回るための戦略を立てる能力に優れている。

取得した知識とスキルを獲得することで、自分の能力について基本的な感覚はつかめるが、自分の本来の資質に気づき理解することで、着実な成功の背後にある理由の核心を真に洞察することが出来る。

自分の強みを教えてくれるのが「ストレングスファインダー」。
これは「さあ、才能に目覚めよう ストレングスファインダー2.0」という本を買うことでついてくるものを使って、実際にネットで自分の強みを調べることが出来る。


そして測定した全34資質の中で、「自分だけの特徴的な資質」として5つ上がってくる。その5つを自分なりに分析してみたい。


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達成欲

「達成欲」には、常に何かを成し遂げている必要がある、
 という特徴があります。

本文にはもっと詳しく書いてあるのだが、ここでは省略する。

達成欲と聞いて、私自身「確かにな」と思った。
これまでの人生を振り返っても、常にどこか忙しさを求めて、高い目標を設定して取り組んでいる節がある。

野球部ではとにかく毎日忙しかった。平日は授業も受けながら部活をして、土日は一日練習や試合をして。まさに休む暇もない感じ。でもそれが充実していた。

そして何より「頑張っている自分」「高い目標に向かっている自分」が好きだった。自分自身の中で「手を抜く」という発想がなくて、むしろ出来るのにやらない、時間を持て余しているそんな状態が嫌だった。そして心の中でいつも「高い目標を設定しても俺なら絶対達成できる」という自負があった。

出来ないことに出会うとワクワクする。
そして出来るようになるとまた次のステージを目指す。

たしかに「達成欲」はあっている気がする。

ただ忙しさや頑張ることだけをしていると行き詰ったときに抜け道がない。そういった意味でも心の中に「余白」を持つ、「遊び心」を持つというのも今後の課題である。


責任感

「責任感」という資質には、自分がやると言ったことに対しては何でもやり遂げようという強い気持ちを持ちます。

責任感もすごく分かる。それは良くも悪くも。

私は自分が一度やると決めたことから逃げ出すことが嫌いだ。それはもちろん周りに迷惑を掛けるという側面もある。ただそれ以上に、自分自身に負けを宣告することでもある。

「僕には出来ません。」

どこかそれが嫌で、結果で証明するしかないという気持ちがものすごくあった。だから勉強もやったし、部活も頑張ったし、バイトも頑張った。そして結果で証明することで「信頼」を得るようになった。そういった意味でも責任感はあるのだと思う。

しかしこれもよい部分だけではない。

責任感が裏目に出ると「なんでも自分でやってしまう」傾向にある。
最初からそうだったわけではない。自分が上の立場に立ったとき、仲間にお願いしたものが〆切までにこなかっただとか、全然積極的でいてくれなかっただとか。

当時の自分は、上手く巻き込めなかった原因を追求するのではなく、「じゃあ俺がやるよ」になってしまった。そして気づいたら人を頼る、ということが苦手になってしまった。

ただ就活をする上で、自己分析をし、自分の現状を客観視することでそういった問題を抱えることを意識できるようになった。
一番問題なのは問題を認識できていないことだと思っている。

これからはその課題を克服していく自分に期待したい。


アレンジ

あなたは指揮者です。たくさんの要素を含む複雑な状況に直面すると、最も生産性の高い組み合わせにそれらをアレンジしたと確信するまで、何度も並び替えを繰り返し、全ての要素を自分で管理することを楽しみます。

正直、これが一番嬉しいかもしれない。

自分では意識したことがなかったが、本文の説明を読んだら意外とあっていた。

これまでの自分は上記でも述べたが忙しさに追われていた。
小学生でも野球、勉強、遊び、委員長、地区長、体育課外の長などなど。
中学生でも野球、1年生の頃は級長、2年生から生徒会、3年生の時は生徒会長。
高校生ではとにかく野球が忙しくて、その中で勉強でも結果を残さないといけない。
大学ではサークル、週5のバイト、それと講義。

そういった意味で常にいろいろなタスクに追われていて、なおかつ自分の性格上どのタスクでもある程度結果は残したいという思いがあった。

そういった意味で柔軟性だったり、効率のいい力の入れ具合だったり対策の仕方だったりは身についているのかもしれない。


公平性

あなたにとって、バランスはとても大切です。

これが公平性なのかはよくわからないが、思うところはいくつかある。

まず小、中、高と野球をやっていたが常に下級生の頃からレギュラーを掴んでやろうと思っていた。上級生から場を奪おうと思っていた。

下級生がレギュラーを掴むことで同期にとっても「俺らでもいける」と発破をかけられるし、上級生も「のんびりしてられない」という気持ちを生み、チームにいい循環をもたらす。

そして私はずっと背が小さい方である。
体格が大きい方が有利だと言われているスポーツの世界で、背が低くてもやれるんだ、というところをどうしても証明したかった。だから他の人より上手くなりたいと思っていた。そして結果的に下級生からレギュラーの座をつかむことが出来た。

また私は幼少期の頃に両親が離婚し、世間的な「普通」ではない状態で育った。でもそれはそれで楽しい人生だったし、正解だった。

しかし心の傷はある。そして周りと比べてテンションが下がることだったり、経済面で見てもしんどかったりすることもある。

それを何とか自分の結果で乗り越えようとしてきたこともある。
そういった部分で公平さはあるのかもしれない。


学習欲

あなたは学ぶことが大好きです。あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。

成果も大事だがそのプロセスはもっと大事。すごくわかる。

私自身、初めて知るような知識に触れるとものすごくワクワクする。そしていつの間にか興味を持って、気づいたら自分でとことん調べている。

知り終わったあとも満足感はあるが、何より調べているその瞬間が最高に楽しい。そういった意味でも学習欲はあるのかもしれない。

***

こうやってストレングスファインダーと自分のこれまでの人生を照らし合わせてみると意外とつながっていて、「本質ってこうだったんだ~」と改めて自分という人間がどういった人なのかを実感できる。

そしてこれからさらにどうしていくべきかも考えることが出来る。

こうやって時折立ち止まって、自分を見つめ直す時間も必要なのかもしれない。


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