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自分が自分に飽きてはいけない。

「自分自身に飽きるのは絶対にダメ」


最近聞いて、心に響いた言葉。

これはYouTubeで「Fischer’s」さんが出した動画内の企画で登場した、加藤茶さんが言った言葉だ。1:38:50頃からその話題である。


この言葉を聞くちょっと前に、"自分自身に興味を持てるようになった"という内容の記事を書いたこともあり、タイムリーであるし、なおさらクリティカルヒットだった。

・・・

YouTubeへの投稿やnoteへの投稿を継続する中で登場してくる壁の一つが「マンネリ化」である。

マンネリ化:画一的な形式に則ることで目新しさや独自性を失う、または本来の意義が薄れることを意味する表現。

とされている。

よく恋愛などで使われることはあるが、これは個人でも当てはまると考える。

一つの物事を継続して、「習慣」にすることは大変尊いことだ。

しかしそれが習慣になることで、良くも悪くも「作業」になってしまい、つまらない、何のためにやってるかわからない、そういった状態になってしまうのをマンネリ化というのだろう。

それはつまり、自分が自分のやっていることを飽きる、という意味である。


しかし加藤茶さんは、「それだけはしてはいけない」と強くいう。加藤さんの言葉だからこそ、強く重く心に響く。

よくよく考えれば、「マンネリ化」なんて都合のいい言葉だ。

「マンネリ化だからしょうがない」、どこかそういった逃げの言葉にも聞こえてしまう。

マンネリ化させているのは自分自身なのに。

・・・

我々は、自分にとって都合の悪い状況になるとついつい都合のいい言葉で逃げてしまいがちである。

それは自分の弱さと向き合いたくないから

かつての私もそうだった。今もそんな部分を少しは抱えているかもしれない。

でもnoteを書きながら、そんな弱い自分を真正面から受け止める必要性を感じてきた。真正面から受け止めた上で、その状況を打開するためにはどうするか考える、そんな力がついてきた気がする。

・・・

加藤さんは冒頭に挙げた言葉に加えてこうも言っていた。

「最初の頃の気持ちを忘れずにやろう」


最初は、どうすれば上手くいくか試行錯誤していろんなパターンを試して挑戦していたはず。

でもある程度継続していく中で、「成功パターン」というのが自分の中で見えてくる。

しかし一度成功パターンというものを知ってしまうと、そこから落ちるのが怖くなる。だから自然と挑戦しなくなる。

結果的に同じような傾向に偏ってしまい、「マンネリ化」という都合のいい言葉で逃げてしまう。

私は加藤さんの言葉をそう解釈した。

・・・

話をまとめる。

「自分が自分に飽きる」とは、同じことを繰り返しやることで新鮮さがなくなり、マンネリ化してしまうということ。

しかしマンネリ化するとは、結局

自分自身が招いた結果であり、少しでも自分を肯定するための都合のいい言葉ではないか

ということ。

また

一度味わった成功の味を失うのが怖くて、新しい挑戦に一歩を踏み出せていない状態のこと

以上のように考えている。

そこでこそ必要になってくるのが、加藤さんが言った「最初の頃の気持ちを忘れない」という姿勢であり、私がnoteの記事にも書いたことがある「自分自身に興味を持つ」という姿勢なのだと改めて実感した。

現状に満足してはいけない。
自分が自分に飽きてはいけない。

Always be a challenger.


挑戦者であり続けたい。






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