自分の人生のピークをどこに置くか No.451
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2022年3月28日 「DAYONE日記」No.451
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今日の日経新聞の朝刊に、「91歳エクセルもお手の物」という記事があり、思わず惹きつけられました。
勤続66年で、玉置泰子さん。
しかも、エクセルもすいすい操り、メール・SNSをチェックされるそうです。
そして、2020年に世界最高齢の総務部員」としてギネス世界記録にも認定されているのです。
つまり、生きた伝説の人になっているのです。
それだけの思いを持って仕事をやってこられた方をみると、本当に心が震えたのです。
そのやり続けてきた軌跡に、感銘を受けました。
そんな人の記事を読んだ後に、先週あったあることを思い出したのです。
先週の金曜日ですが、会社の食堂で昼食をとっていると、聞くつもりはなかったのですが、席の後ろから2人の話声が聞こえてきたのです。
それはこの話でした。
Aさんが…
「〇〇で働いていたCさんが、もうすぐ75歳になるらしい。だから、もう現役を引退するみたい。てか、75歳で働ける?」
とBさんに確認すると、Bさんが…
「絶対に無理だわ。俺なんて60歳が限界」
という回答。
続けて、Aさんが…
「俺も一緒。よく働けても、65歳かな?」
というやり取りを聞くつもりはなかったのですが、聞こえてきたのです。
しかも、その話をしていたのは、30代前半の若い2人組。
そんな話を聞くと、人それぞれの考え方があると思えると同時に、良いか悪い別にして、人の寿命は伸びており、人生100年生きる可能性があるのです。
そして、年金問題を考えれば、今まで以上にもっと長く働くことになるはずです。
昔でいう60歳定年では無くなり、もっと、70歳、75歳、80歳まで伸びる可能性はあるのです。
仮に、60歳で定年を迎えても、残り40年間、何をやるのでしょうか?人生の約半分を悠々自適に暮らせるのでしょうか?
膨大な資産があり、40年間、何もしなくても生活していけるのであれば、それでいいと思いますが…。
でも、ほとんどの人は、そんなことは実現できないはずです。
だから、大事になるのは、100年生きると思って、人生を考える。もっと目線を長期的に長く持つ、未来へ目を向ける、という必要があるのです。
多分、玉置さんも、目線が長期的であったからこそ、今までやってこれているのではないか、と思います。
私自身としても、少なくとも、「80歳までは現役・100歳まで生きる」という基準を持っています。
別に、それが正しいのかどうかはともかくとして、その基準を持っていると、今は、まだその半分位の時間軸なのです。つまり、80歳まで働くと思えば、まだ残り40年もあるという認識ができるのです。
その認識があるから、もっとこれからも学び、成長していくことができると信じています。
そして、80歳まで働こうと思っているから、「もっと、健康でいなければならない。だから、運動しよう。食事に気をつけよう」という意識も湧いてくるのです。
でも、逆に、「60歳まで働く」という基準をもっていると、残りも20年を切っている。ともすれば、自分にとっての働くピークはもう過ぎている。すでに後半戦に入っていてる、という感覚になってしまい、もっと成長しようという意欲が湧いてこないかも知れません。
でも、巷で聞く、「もう何歳だから…。もうこの歳だから…」という世界認識は、自分のピークはもう終わっていると自己解釈しているはずです。
そして、年金問題も考えれば、国が面倒を見てくれるわけではないのです。いかに自助努力するかです。
だからこそ、自分で生きていける能力を身に付けるか、それがとても大事になるはずです。そして、物事を長期的に考える必要があるのです。
これは個人的な意見ですが、人生は後半になって逓減する人生よりも、後半になって逓増していく人生の方が良いと思っています。
それは、「大器晩成」という言葉通りです。
そして、人生を長期的な目線を持つことで、より自分のピークをもっと遠くへ持っていけるはずです。
ピークを遠くに置くことで、ずっと右肩上がりの人生になるはずです。
だから人生のピークをどこに置くか、大事です。
つまり、自分の人生をどう解釈するかです。
60歳をもうリタイアする年齢と解釈するのか、まだこれからも頑張れる年齢と解釈するのか、です。
それだけで、自分の物語は大きく変わっていくはずです。
自分のピークがどこか?
どこにピンをさすのか、それが大事になるのです。
できれば、玉置さんのように、遠くへピンをつけ、毎日が未来へ積んでいくための取組と解釈して、日々取り組んでいきましょう!
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