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スペシャリストとゼネラリスト No.636

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2022年9月29日 「DAYONE日記」No.636
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
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おはようございます。

先日、金融機関の方々と
会食する機会を頂きました。
その節は本当にありがとうございました(笑)

その会食の中で、
仕事における人材の話が
話題になりました。

それは、ゼネラリストとスペシャリスト。

高度成長、バブル以降ある程度までは
何でもオールマイティーに取り組みできる
ゼネラリストが求められていました。

でも、
そこから銀行も
各分野の専門性を求めるようになり、
スペシャリストの人材育成が
始まったのです。

そして、ある程度、専門分野が確立される中
専門性も飽和化され始め
最近は、またゼネラリストに注目が
集まっているそうです。

というのが、先方のイメージだという事。

個人的には、勝手な解釈で
何でもこなすゼネラリスト(広く浅い)より
専門性のスペシャリスト(狭く深い)の方が
求められることが多いように思っていたのですが
その金融機関の方々は違うとの話です。

スペシャリストは、確かに専門性が高い。
でも、ある意味、別に内部で育てなくても
外部の資源を活用することも出来るです。

さらに、専門性が高いというのは
勝手に自分の業務範囲を決めてしまう傾向にも
あるのです。

つまり、その枠でしか仕事をしない。
積極的に新しいものへの挑戦や
取り組みはしない傾向にあるそうです。
限られた業務範囲を深く掘っていく業務。

そうなると、人手不足がある中、
汎用性に欠けるのです。流動性にも…。

だから、専門性は必要に応じて
外部資本を活用しながら、
ゼネラリストとして幅広い業務をこなせる人を
育てる事が大事だと考えておられるのです。

それは、ある意味で、
スペシャリストを超えたゼネラリストが
ベストだという話をされていました。

一定の専門性も必要ながら
深い部分は本当の専門家に任せる。

大事な事は、様々な環境変化への対応、
業務範囲を縛らない、新しい物事への挑戦。
それができるのがゼネラリスト。

そう考えると、ゼネラリストは
常に挑戦することができる人間になれる。

そして、ゼネラリストというのは
即席で育つものではなく、様々な経験や
業務知識によって育成されるのです。

だから、各企業にとって
ゼネラリストは何者にも変え難い存在。

スペシャリストは、
ある意味、外部の専門家をアサインすれば可能。
人材の変更も容易(ただし、コストはかかる)。

という話をされていたのです。
でも、結局は、両方大事だと私は思います。
後は、その人によっての向き不向きだと。

でも、今までネガティブなイメージだった
ゼネラリストのイメージが変わったのは事実です。

そう思うと、
今までのゼネラリストのイメージが
かなりポジティブに
解釈できるようになりました。

私自身は、そこで悩んでいた節があります。
自分には、高い専門性がないと…。

でも、今回の話を聞いてゼネラリストに
対する見方や考え方が大きくシフトしたのです。
パラダイムが入れ替わった気がします。

まだまだ未熟ながら、
自分が目指すならゼネラリスト。

だから、
自分も何者にも変え難い存在になれるよう
日々、精進していきたいと思ったのです。

という新しい視点を提供してくださり
感謝しています。

今後ともよろしくお願いします。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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