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カンブリア紀

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【番外編】カンブリア紀のこと

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いつもは身体のことや健康にまつわる系のことをご紹介してますが、

今回は番外編!生物が多様に進化したといわれている【カンブリア紀】のことをご紹介です!

身体のこと勉強してる中で脱線をし続けてたら

「カンブリア紀おもしろ!」となっちゃったんですね~(笑)

カンブリア紀って?

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カンブリア紀は約5億420万年前~約4億8830万年前とされており

当時地球はほぼ海!だったそうです!

暖かい気候で、北極・南極の極地方にも氷河もなかった。。と言われています!

このころには、既に生物は存在してたそうですが、
このカンブリア紀の時代に爆発的に進化・多様化していき

現在の生物の、カテゴリーで言う「門」(ボディフィルム)は出揃った。
と言われています!

「門」って何?

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「門」とは生物をカテゴリー分けしたときの大枠のひとつです。

人間でいえば、

動物「界」→脊索動物「門」→哺乳「網」→
サル「目」→ヒト「科」→ヒト「属」→サピエンス「種」

といった具合にカテゴライズされますが、この2番目の「門」

カンブリア紀にだいたい出揃った!ということだそう!

5億420万年前の祖先から進化を繰り返して現代にいたる、というわけですね!ロマン!

ちなみに、われらが「脊索動物門」の祖先に一番近いといわれてるのが

「ナメクジウオ」という魚(?)だそうです!

このナメクジウオ、なんと現代でも普通に海にいるらしいです(笑)

シーラカンスどころの騒ぎじゃないですね!めっちゃ生きた化石です!

潮間帯から水深約75Mまでの浅海の荒い砂でできた海底にもぐって生息します。日本では、愛知県蒲郡市大島広島県三原市有竜島の2か所が、ナメクジウオ生息地として国の天然記念物に指定されています。

日本にもおる!(笑)僕は広島出身ですので、

こうゆうとこで広島がしっかり押さえてる(?)のは嬉しく感じます!!

カンブリア爆発

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沢山の生物が進化で多様化したカンブリア紀。。

この、「爆発的進化」「爆発的多様化」「カンブリア爆発」
と呼ぶそうです!

カンブリア爆発の原因はいろいろ言われていますが、

■スノーボールアース後の酸素濃度上昇による

■「光スイッチ説」

など、、完全には判明してないようです。。まぁ5億年前のことはすんなりわかんないですね~。。

スノーボールアースとは?

スノーボールアースとは、地球が氷に覆われた時期のことを指します。

地球が全部氷。。そんな時代もあったそう。。

スノーボールアースは以前は「ありえない」とされていた説ですが、
現在では根拠となる痕跡も多く見つかっており、主流な考え方となっているそうです。

カンブリア紀の前にもその現象が起こっていたと考えられており、
スノーボールアースの期間にも生物は氷の下で生存していたそうです。

そして、、氷が解けた原因は、それまた諸説あるそうですが、解けたことによって酸素濃度が上昇!

もともとその時代の生物は酸素に対応していなかったのですが、

酸素をエネルギーに変換する生物が現れた!
それがミトコンドリアの祖先です!

その生物を取り込み、酸素に適応する生物が生まれていった!
その過程で爆発的に進化・多様化したのでは?

というのが、カンブリア爆発の一説として言われているそうです。

光スイッチ説

カンブリア紀以前の生物にはもともと「眼」の機能がなかったが、それを持つ生物が生まれた!

それが「三葉虫」だそうですが、眼を持っていることにより、捕食や生存において有利となり繁栄!

しかし、それに対抗するようにして、同じく「眼」を持つように進化したり、簡単に捕食されない硬い組織を持つ生物が生まれていき、多様な進化が起こった!

これが「光スイッチ説」


色んな説がありますが、カンブリア爆発ではそれまでの進化の流れとは違い「爆発的」に進化・多様化が進んだ、ということですので、

原因は1つではなく、複合的に様々な要因が絡み合ったのかもしれないですね~!

カンブリア紀 最強の捕食者?

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多様な進化を遂げた生物たちですが、その中でも「最強の捕食者」ではないか?と言われてるのがアノマロカリス!

なんとなく見たことあるような、ないような姿の生き物ですが
見つかってる化石の大きさもまばらで、
数センチの小さいものから2Mにも及ぶ巨大なものまであるそうです!
2Mは怖いですね。。!

アノマロカリスは初期の節足動物と言われており、昆虫などの祖先にあたる!ということですね~!

ただ、最近の研究ではアノマロカリスはそんなに強くなかった?とかも言われてるとか・・・強そうですけどね!

その後の時代

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カンブリア紀にはアノマロカリスが幅を利かせてたと考えられてますが、

その後は?というと、、

しばらく節足動物の繁栄が続いたようです!
シルル紀(約4億4370万年前~約4億1600万年前)には「ウミサソリ」というヤバいやつもいたそうです!

大きいものだと体長2.5Mにも及び、海中において敵なしの捕食者だった!と言われてます!

いまだ、節足動物としてウミサソリを超える大型動物は存在が確認されてないそうです。

ついにわれらが脊索動物の繁栄

節足動物の繁栄後は、ついに脊索動物・魚類の繁栄が始まります!

魚類は外骨格を持たず、重力の影響にも対応することができたため、
海から上がり、陸上に適応するものもあらわれた!

そんな感じでどんどん繁栄をしていき、現在に至るようです!

また、魚類の中には、海水よりも濃度の低い水の中へと進出するものもおり、そこに適応するために脊椎が生まれた、といわれています!

脊椎の起源とは??

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脊索動物である魚類が海水ではない水中に進出したことで、

環境変化に対応するために脊椎ができた そうですが、

そもそも、脊索と脊椎は何がちがうの?

脊索と脊椎

脊索とは、

脊髄の下にある棒状の支持器官。せぼねの基礎になる

脊椎とは

脊椎は一般的に背骨といわれている部分を指す。

脊索の進化系が脊椎!という解釈でOKなようです!

脊索の指示のもと、骨組織となったのが脊椎!脊椎ができると脊索はなくなるそうです。
どちらも身体を支える軸の役割をもっており、ナメクジウオなど脊椎をもたず脊索で生きている生物もいます。

脊椎の起源

ではなぜ脊索→脊椎へと進化をしたのか?

これは「貯蔵庫」の役割としてつくったといわれています。

海水より濃度の低い水中に進出した際に、

身体を形成してるカルシウムやリン、ナトリウムなどの成分が
体内と水中との濃度差による浸透圧で、身体から出て行く
という緊急事態にさらされた。。
かなりピンチですよね(笑)

そこで、それらの成分を体内に確保するために背骨を形成した!

そういうことだそうです!すごい適応力ですよね!

この貯蔵庫としての機能は健在で、

人間の骨も、血中のカルシウム等、成分の濃度を一定に保つよう機能してくれています!

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まとめ

かなり脱線な感じでしたが、カンブリア紀おもしろいですね!
そして、背骨の話に着地し整体師っぽい話(?)もできてよかったです!(笑)

生物の進化・適応力もすごい!ロマンですね!

またこうゆう分野のことも勉強してみたいなと感じました!
身体の話はいろんなとこにも繋がるのが面白いですね(^^♪

最後までお読みいただきありがとうございました!


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