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「がんばれ!」の一言でコロされた人達へ

僕が昔から一番嫌いな言葉が

「がんばれ!頑張って!」

この一言だった。


実はこれは心理学(特にカウンセリング)の世界でも鬱な人や悩んでる人に

最も言ってはいけない言葉とされている。


なぜなら鬱な人は

"頑張り過ぎてるから鬱になっている"からだ。


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もちろんこれは時と場合によって、相談者が前向きに「頑張ります!」と言っていたなら後押しとして「頑張ってね、でも無理はしないでね」くらいは言うことがある。


しかし一般的にはカウンセラーはこの言葉をご法度としている。


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しかし世の中を見てみるとどうだろう。

悩んでる人、鬱な人の数に対して

あまりに「がんばれ!」という言葉が蔓延しきってる。


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おそらくそれはほとんどテレビか学校教育の影響じゃなかろうか。 聞こえの良い言葉だから"とりあえず言っとけ"感のある言葉だ。


世の中を見ると、そんなふうに"とりあえずよく使われる言葉"や"周りがこう言ってるから…"というノリでそうした言葉を使ってるだけの人がほとんどだと思う。

聞こえの良い言葉を言って自分に酔いしれてるだけの人もいるだろうし。


そして共感能力が無いのも理由だろう。

ガサツな人間がそうなのはわかるが、意外とハッピースピリチュアルな人もそうだ。

スピリチュアル(精神、心)の世界を好んでいるにも関わらず、人に対する共感能力が無い人はけっこう多い。 

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言っておくが僕はスピリチュアルな世界自体は好きだし、輪廻転生とか意識が人の世界を作るとか、そういう話は好きだ(心理学もオカルトも好きだからね。僕の本⬇️)

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ただ僕はどんな分野の人であれそうしたデリカシーが無かったり配慮があまりにできない人は好きではないということを言いたい。


この「がんばれ!」は一見、配慮のように見えて実は全くそうでないということを知ってもらいたいとも思う。

ただ本当に配慮ができない人は自分の発言を振り返ることが無いからやっぱり配慮はできないだろうし、人を変えることは絶対にできないから最終的には自分の受け止め方を変えるしかないんだけど。



ただ僕は本当にこの一言に数え切れないくらい心を砕かれてきました。


既に毎日が頑張ってなんとか生きてる日々、

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それでも親父からも周りからもずっと言われる。

「がんばれ!」

「頑張ってくださいね♪」


ん~正直言いますね。




うるせーもう充分すぎるほど頑張ってんだよ、氏ね

って思ってましたね(笑)


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フォローしとくと今はそんなふうに思いませんよ。

今はもう僕も頑張ってませんし、周りに理解を求めてもいないのでその言葉を単なる好意として受け止めています。


ですから今は普通に「ありがとうございます」とお返ししてますし、  今は純粋に自分の活動を応援してもらえるのは嬉しいです。



しかし、親父の虐待があった時や20代中盤くらいまでは「がんばれ!」は最も嫌いな言葉でしたね。


先ほども言ったようにほとんどの人はその言葉を言う時に深い考えなどなく

「こういう時はこう返しときゃいいだろ…」という流し作業のような形で言ってると思う。


だから言っておく。


流し作業で言ったその一言は悩んでる人の心を充分にこ○す力があります。


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ですから、悩んでたり辛い経験をした人にあまりそうした発言は軽々しくしないでほしいと僕は常々思っていました。



が、


本当に肝心なのはそうしたことを言う人達に説教して本気で変えようとすることではありません。

実際のところ、現実はこんなことを言っても何も変わりません(ただし人情として愚痴を言う気持ちは理解できますが)


何度も言うように人を変えることはできないし、そうした人達と戦うことに時間を費やしていくのはハッキリ言って時間の無駄です。


そしてもしそんなことに時間を費やしてしまったら、

それは「がんばれ!」を言う人達の責任ではなくあなた自身に責任があります。


なぜならそうした人達と戦って時間を費やす選択をしたのは他でもないあなただからです。

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何度も言いますが人情として愚痴や文句を言うのは理解できますし、怒りの感情を吐き出すのはものすごく大事です。

怒りを抑えろ、と言ってるわけではありません。


ただ戦うことに時間のほとんどを使うのは結局のところ"自分が損することが多いよ"って話です。


だってその時間は全てあなたの"人生の一部"なんですよ?

変えることのできない相手をネットで見つけ出して一生の多くの自分の人生をその相手に使うのはもったいないと思いませんか?

あなたの人生を"変えれない相手のため"に捧げるのはもったいなくありませんか?


そんなふうに合理的に考えれない時期があるのも僕はわかります。

どうしようもない怒りが、ぶつける相手がいなくて吐き出したくなる気持ちはわかります。


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しかし先ほども言ったように

おそらく「がんばれ!」とか軽々しく言う人は流し作業で言ってるだけだから、ハッキリ言ってそこに深い意味なんて何も無いのです。


学校やテレビでそう言ってるから、反射反応で言ってるだけ。

「今これが大人気!」と言えばその作品やその味を深く理解してるわけではなく何となく飛び付いてるのと同じ。

特にその作品や料理の"何が特筆すべき点なのか"や"どの辺が秀でてるのか"など考えていません。

何となく飛び付いて何となく"やっぱあれ最高だよね!"ってテレビの言ったように言ってるだけなので

「がんばれ!」だってその中の一つに過ぎないのです。



まぁでもそれは仕方ないことだと言えます。

特に虐待という経験であるならば、経験してない人の方が多いわけですから。

もしすごく不味い料理を食べた人がそれに共感を求めてきたとしても、「へ~そうなんだ」くらいしか言えないのと同じですよね。


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ですから深い考え無く「がんばれ!」って言う人がほとんどだとは思いますが、実際のところそれを共感に足る経験が無いとも言えます。

それでも経験が無かったとしても共感能力がちゃんとある人なら、不味い料理の話と虐待の話だと共感の仕方を全然変えれるとは思うんですけどね。


まぁ相手は自分のことを理解してくれる親じゃないからそれは仕方ない。



ですからそこは自分で気を付けて、自分の考え方を変えていくしかないと僕は思います。


「がんばれ!」と同じように「気にするな」もよく言われますけど、気にしないでいれるなら始めから悩んだりしないし、気にしてるから悩んでるのに「気にするな」って共感能力が無い人の代表的な発言だと思います(笑)


はい、また話が長くなっちゃいましたけど

感情的には愚痴ったり悩んだり怒ったりする時期は確実に必要だとは思います。

怒りを抑えてる人ほど爆発した時が怖いですからね。

ですから愚痴るのも怒るのもOKですが、

戦い続けて相手を変えようとすることに全ての時間を捧げるのは"ほどほど"にやめていく

と良いと思います。


そうすればだんだんとバランス取れるようになって、自分がやるべきことや好きなことに本当に時間を捧げられるようになると思いますよ。

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どうせなら好きなことや自分のやりたいことに全ての時間を捧げよーぜ👍



PS

最近は普通の絵アカの方や以前描いてた漫画に力を入れております。

気分屋で色々とやること変えたいタイプなのですがエッセイ漫画はもちろん続けていきますので引き続きブログの方よろしくお願いいたしますm(__)m



ではでは今回も読んでくださりありがとうございます🙌

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