僕は誰かと比較して勝つために絵を描いてるわけではない【漫画12話の本音】
こんばんは、リョウです❗
今回は僕の20年の虐待を描いた漫画
「生きてることが恥ずかしい」12話目に描いた当時の想いについて本音をもっと言いたいと思います⬇️
昨日更新した13話目はこちら⬇️
※これは不登校者の気持ちを代弁するものではなく、あくまでも終始僕の個人的観点の話です
そもそもですね、漫画に描いたように僕って子供の頃から変人だったんですよね(笑)
なんか親父の虐待とは無関係に学校への拒否反応がすごくて…もういるだけで息苦しくて気分がずっと悪かったですね…。
なんでですかね、理由はわからないですし
例えばスピリチュアル的な解釈もできるのかもしれないけど…でもどう解釈しようが"今ここにいる自分"は嫌だと感じたんだから理由の根元を探ってもあまり意味無いかなと思います。
いや、スピリチュアル的な話は好きなんですけどね。
この"先生の目線"については当時すごく考えてましたね。
先生から見たら僕なんて絶対に認識できない。気にしてもない。それがすごく嫌でした。
"自分"という人間として生まれてきたのに、なぜ群れの中に入ってわざわざ"自分"という存在をかき消すようなことをしなきゃいけないんだろう?
みんな揃ってみんなで同じ行動…しかもそこに対してほとんどの子は大人しく従っている。
「なんで?こんなこと強制されてみんな嫌じゃないの」って僕は思いました。
そうすると後々になって「社会不適合者!」と罵倒されてこうした気持ちや経験を言えなくなっちゃいましたけど、まぁ今はそうした罵倒をする方が叩かれてますからね。
僕は家庭でも社会でもずっと罵倒されてきて、黙って息を潜めて生きてきましたから、共感や理解してくれる人が現れなくても、とりあえず自分の想いを言えて発信する場があるだけでも今は良い時代になったなと思います。
この宇宙に関する話はすごく覚えていて(笑)
こうした"周りから不可解に思われる疑問"がすごくたくさんあったんですよ。
人の意識に関しても疑問というか、不思議に思ってましたね。
「僕は今こうして自分の頭で考えて自分で見た世界を生きてるけど、周りにもそれぞれ認識してる世界があるんだよな…
人それぞれが自分の世界と思考の中で生きてる…みんな何を考えながら生きてるんだろう?
僕を見た時にどんなふうに見えてて、何を考えながら話してるんだろう…どんな毎日を生きて何を感じてるんだろう…」
小学2~3年の頃に学校の前で動くみんなを見てそんなことを考えてましたね。
多分、ちょっと他の子より単純だったんでしょうね。あんまし頭が良くないからシンプルで当たり前なことでさえ疑問を持ってしまってたのかも。
でも今はこうした変人さがあったから自分は絵に没頭する道を選べたし、それなりに独特なことを学べたからけっこう自分の変人っぷりは好きなんですよね。
あとこれですね…(笑)
これ小学5~6年の頃の出来事なのでその時に改めてお話したいんですけど、違うクラスにいた子が
「お前のクラスの奴らって陰湿過ぎない?」
って言ってて(笑) もう本当にひどかったんですよ(笑)
僕は単純だったんで陰湿さとか、そういう考えは全く無くて。 だから小学5~6年で「周りの奴らとは気が合わない!」って考えがMAXになりましたね。
先生への陰口もひどかったし、あれはもはや先生へのイジメだったと思いますよ…本当に気分悪かったです。
それなのにこの時は「反省します」って嘘も大嘘ですよ(笑)
この先生がした質問「怒られた時にどう思う?」っていうのは、先生が「腹割って話そうぜ」っていう状況での質問だったんですよ。
僕なんかは普段から本音で生きたいタイプだから、そういう時ズバッと思ってること言うタイプで。だから先生が僕を指してくれれば良かったんですけどね。
ちなみに別のエピソードで、音楽の授業の時に担任の先生がキレたことあったんですよ。
「お前らやる気無いなら帰れ!!」って。
で、その時僕なんかは本当にフラッと帰ってしまいました( ・ω・)
みんなはじっとして静かになってましたけど、僕なんかは「え?帰っていいの?やった!音楽なんて僕にはできないし、帰って絵描こう!ヾ(@゜▽゜@)ノ」って感じでしたね。
だから常に単純というか、自分の想いや やりたいことに素直なとこはありましたかね。
「世界で初めて好きなことをして生きた人間になってみせる!」
こう思ったのもすごく覚えていて。中学くらいの時には周りの子によくこれ言ってましたね。
これはもう親父の影響が大きかったです。
親父が仕事のストレスで僕を殴ってたのは僕もわかってましたし、さんざん「お前なんか上手くいくか!くだらん夢見んな」って言われてましたからね。
「わかった、くだらない夢は見ないよ」ってなるわけがない(笑)
とはいえ20代の時にはやっぱり自分の絵を否定してたからこそ描かなくなってたわけですが…親の影響って、それが悪影響だとわかっててもあるから怖いなと思います(-∀-;)
そして振り返ってみるとこの変人さのおかげで"僕の場合は"絵のスキルが伸びてたと思います。
唯一、親父の正しかったことは
「お前より絵が上手くて才能ある奴なんて、いくらでもいる!」ってところでしょうか。
確かに普通に学校行ってて、友達もいて勉強もできてモテモテで僕より絵の上手い人なんかいくらでもいるでしょうから
僕はこれらを捨ててでも絵の道を選んだわりには大したことないかもしれません。
でもそれでも僕は"この道を選択して良かった"と心から思います。
僕にとって"絵を描く"というのは上手さや才能を競うための道具ではなく
"自分を表現することができる最適の方法"だからです。
僕にとって絵を描くことは息を吸うのと同じようなもんです。
ですからそこに「自分は才能無いから…」とか「みんなもっと才能あるからこの世界じゃ上手くいかないや…」とか、そんな考え必要無いんですよ。
「お前より絵が上手くて才能ある奴なんて、いくらでもいる!」
それ自体は正しいかもしれない。でも親父が間違ってたのは
僕は才能を比較して勝つために絵を描いてるわけではない
ということです。
そもそもが、親父は間違っていたのです。
僕のことを何も知らなかったからですね。
そして僕もようやくそれに本当に気付けたからこそ、この世界に戻ってこれた。
僕の絵を描いていた理由は競争して勝つためではなく"ただ自分が楽しかったから"
その一点だけなんですよね。
ですから、もしも皆さんがやりたいことやれずにいるなら改めてその
当時の気持ち
を思い出すといいかもしれません。
おそらく親の影響でなくとも、メディアを見て競争の世界に入ってしまってるかもしれません。
しかし"ただ楽しかったから"やっていたことがきっとあると思います。
その気持ちを思い出して、やれたならば
きっと他人と競争しない自分の楽しい世界を生きれると思います。
僕もまだつい比較する癖があるので言うならば旅路の途中ではありますが、
ひとまずその"楽しいからやっていた"道を選択できて良かったと思います😌
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