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スマホの通信料が安くなった【月額293円】

使っているスマホの利用料金が293円/月になったので、それに関する経緯をまとめた。

はじめに

大学生の頃、将来に対するぼんやりした不安を抱えて「手取り17万円からの貯金の教科書」を読んだ。
お金は手っ取り早く安心感を与えてくれる存在だ。お金があれば幸せというわけではないが、あるに越したことはない。

本書によれば、貯金をするためには手始めに固定費の見直しを行うと良いらしい。固定費とは、毎月の固定的な支出=携帯電話代、保険料、サブスク利用料等のことだ。ここをカットすることで大きく支出を減らすことができる。

早速自分の固定費をチェックすると、スマホの利用料金が課題であることが分かった。

スマホの使用状況(当時)

・大手キャリアと契約。毎月の利用料金は約4,500円(本体代除く)
・用途はLINE、Twitter等のSNS、メール、ソシャゲ、動画視聴、音楽再生など
・通信環境は基本的にWi-Fiで、毎月のデータ通信量は1〜3GB程度
・電話はたまに使うくらいで、毎月の通話時間はほぼゼロ

大手キャリアから格安SIMへ

格安SIMに興味はあったものの、キャリアドメインのメールアドレスを使い続けたかった私は躊躇していた。というのも、過去にキャリアドメインでないと登録できない(フリーメール非対応)サイトが存在したからだ。
どうしてもそこが気がかりで、身近な格安SIM利用者にメールアドレスで困ることはないか尋ねたところ、今はフリーメールでも全く問題ないらしい。
これで懸念が払拭された。
各所の登録メールアドレスを全てGmailに変更し、格安SIM移行のための準備を整えた。

日本通信の「合理的シンプル290プラン」

様々な会社のプランを比較検討したところ、日本通信の「合理的シンプル290プラン」が一番自分に合っていそうに思えた。

プランの概要は以下の通りだ。

・ドコモ回線
・月額基本料290円(1GBまで)
・データ料追加1GBごとに220円(最大100GBまで)
・通話料は30秒11円
・初期手数料は3,300円

私の場合、多い月でも3GBなので730円で済む。
通話料も大手キャリアは30秒22円だから半額だ。

使用中のスマホはそのままで、当プランに乗り換えることにした。

実際に乗り換えてみた

乗り換えのためのプロセスは全てオンライン上で完結した。

① 契約中の大手キャリアに問い合わせてMNP番号を発行
② 日本通信のサイトで「合理的シンプル290プラン」を申込む
③ 郵送されてきたSIMカードとスマホ内のSIMカードを入れ替える
④ 簡単な操作を指示されるので、それに従い端末の設定を完了する
⑤ 利用開始(以前の大手キャリアとの契約は勝手に切れる)

契約の前後で変わった点は、キャリアメールが使えなくなったことくらいだ。
電話番号を含めて、それまでと同じようにスマホを使うことができている。

通信速度について

基本的に私がスマホを使用するのはWi-Fi環境下なので、特に変化はない。またWi-Fiの無い場所でも不便を感じることはなかった。
せっかくなので、都会でも田舎でもない土地で通信速度を測定してみた。

駅のそば:41Mbps
近所の公園:72Mbps
家の周り:12Mbps

一般に10〜30Mbps程度あれば十分らしいので、通信速度は問題ないと言える。

結局、利用料金はどうなったか

データ通信1GB未満の月は基本料の290円で済んでいる。
実際にはユニバーサルサービス料2円、電話リレーサービス料1円を足して293円が請求される。
ちなみにマイページからデータ通信量の上限を何GBまでと設定できるので、使いすぎる心配もない。

こうして固定費を削減することに成功した。
スマホの利用料金でお悩みの方の参考になれば幸いである。


参考文献:「手取り17万円からの貯金の教科書」(宝島社・横山光昭著)

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