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嫌われる勇気を再度読み返しての感想

最近人間関係のモヤモヤがあり、久々に嫌われる勇気を再読しました。
__やはり、何度読んでも刺さる内容です。
個人的に刺さったことを3つ挙げます。

1つ目に、人生のタスクを避けてはいけないということ。


「仕事のタスク」、「交友のタスク」、「愛のタスク」。
確かに、改めて考えてみると、人間はこれらから目を背けたくなります。
仕事のタスクであれば、上司との関係、同僚との付き合いなどに、
多くの人が悩んでいます。
「あの上司がいなければ…」「あいつは上司にばっかり媚びててうぜえ」
みんな他責思考で考えてばかりです。なぜなら楽だから。
他責思考であれば誰かのせいにして、自分が努力することを放棄できる。
さらに、Aという事象のせいで今Bという結果だという考えは、
裏を返せばAがなければ自分は結果が出せる、という免罪符も持てます。
しかし、残念ながら他人は変えられません。
自分が今やるべきことに集中するしか解決策はないんです。
誰がどうではなく、自分がこれからどうするかだけを考える。
交友のタスクにおいても同じです。
他者から嫌われることを恐れていては、誰とも深い関係をきづけませんし、
行動することもできなくなってしまいます。
日本人は八方美人にふるまう人がとても多いです。
それは親や先生から「みんなと仲良くしなさい」という圧力を受けてきたからだと思います。
しかし、現実的に考えて全員に好かれるなんて不可能です。
どんなに聖人でも、偽善者だと批判する人がいます。
逆に、多くの人に嫌われていても、少数からは好かれている人もいます。
そもそも他者に嫌われない為に、他者の価値観に合わせて生きるのは
幸せでしょうか?
他人に媚びて他者の人生を生きることは、自分を殺しているに等しい。
__いいじゃないですか、嫌われても。
日本で考えれば1億人近くの人口がいます。その中には絶対自分のことを
好きになってくれる人、肯定してくれる人はいます。
だからこそ、です。たかだか1人2人に嫌われたからなんですか(笑)
それは価値観の違いなどがあるので、お互いの幸せのために
距離を置けばいいんですよ。
これは口で言うのは簡単ですが、難しいことも承知しています。
__そもそも人間は、本能的に嫌われることを恐れます。
なぜなら、狩猟採集民の頃、嫌われる=孤独になる=死という
時代を生きてきたからです。
だけど、現代は違います。このことを知っておけば、かなり生きやすくなると改めて思います。
愛のタスクにおいてもそうです。
「自分はブサイクだから…」と考えても何も変わりません。
人間は嫌われることを恐れる生き物だ。だから自然と粗探ししてしまう
だけだ!と思えばいいんです。
人間にとって先の見えない暗闇はとても怖いです。
だから、多少不満はあっても、停滞することを選びます。

「あなたに足りないのは能力ではない。勇気が足りないのだ。」


本当に頭を殴られるような衝撃を受ける言葉です。
人生のタスクは先の見えない暗闇が多く、怖いです。
ですが、停滞していては成長できません。私も迷ったら、勇気を振り絞って暗闇に飛び込んでいきます。

2つ目に、人生は物語ではなく、刹那的なものだということ。

これも改めていい捉え方だと思います。
確かに人生を物語で捉えていると、過去や未来というしがらみに
がんじがらめになってしまったり、今の自分を蔑ろにしてしまいます。
多くの大人は人生を「線」で捉えています。
難関大学に進学して、有名企業に勤めることが絶対の正義と捉えています。
目標を立て、努力することは何も間違っていません。
__しかし、それが叶わなかったとき、「無駄な時間だった。」と
捉え、失敗したという過去に縛られて生きることになります。
多くの人が未来に不安を感じたり、過去に縛られている人は

今この瞬間を全力で生きていないことに他ならない。


今この瞬間にスポットライトが当たっていれば、眩しくて過去や未来なんて見えるはずがありません。
過去や未来なんて全く気にする必要はない。人生はダンスをするように
生きるべきだ。そして、気が付いたらどこかにたどり着いている。

3つ目に、ありのままの自分を受け入れるということ。

この資本主義社会で、誰もが競争にさらされています。そして、
最近はインフルエンサーのような人も増えてきて、多くの人が
普通であること=無能と考えるようになってきています。
「特別な存在になりたい、みんなと一緒は嫌だ。」
注目されたいという欲を持つ気持ちもわかります。
皆が最初は努力して、上へ登ろうと奮闘します。
しかし、うまくいかなないとどうなるか。

__悪い意味で注目を集めようとします。

具体例としては、非行に走る子供などがあげられます。親からの厳しい教育を受けてきた子供。結果を出さないと一切自分に注目してくれない親に
嫌気がさし、非行やリストカットをする。
__親は、どうしてこうなったんだと自分に注目するようになる。

確かに現代はどうしても他者と比較して劣等感を感じたり、普通であることがまるで悪のように考えられすぎだと思います。
私も自己受容をできるようにしたいと改めて思いました。

__ここまで呼んでくださり、本当にありがとうございました。














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