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精神科主治医からみた私の状態

私は、平日日中の時間帯に息子を保育園へ預けています。

「働いていないのに、保育園に預けられるの?」と思うかもしれませんが、「疾病治療のため」という理由で預けることが可能です。
要件を満たすためには、主治医の診断書が必要です。

私は毎月精神科に通い、今も治療を続けています。
もう今年の夏が来れば3年になります。時が過ぎるのは早い…

先ほど、保育園を継続入所させるための診断書が届いたので見てみました(開封してはいけない場合もありますが、今回はOKでした)。

<診断名>
うつ病
<症状及び所見>
抑うつ気分、思考制止、易疲労感、睡眠障害
耳鳴り、めまい、頭痛等の身体症状
病状は不安定であり、日常生活に著しい制限を受けている

という内容でした。

私自身は「noteが書けるぐらい回復した!やったー!」という気持ちなのですが、あくまでもこれは息子を保育園に預けながら治療しているからだと思います。

「産後うつ」からスタートした精神科の通院ですが(入院の経験もあります)、もはや「産後」は通り越しました。息子、2歳8ヶ月になっているので…

「産後うつ」から「うつ病」に診断名が変更されていました。

改めて診断書を見ると、「主治医から見てもまだ治療が必要なんだな…」と落ち込む気持ちもあります。

ただ、今はうつ病さえも受け入れることができています。
治そう治そうと必死にもがいていた時期は、いつになっても症状が治らない苦しみがありました。

今は、うつ病と「共存する」気持ちでいます。
症状は、入院していた時よりも明らかに良くなりました。

「あなたはうつ病治りましたね」と、主治医から言われなくても、私自身が「ある程度動けるぐらい治ってきたな〜」と思えればよしとしています。

うつ病じゃなくても、「私はいつも穏やかでニコニコ過ごしています!」という人の方が少ないのではないのでしょうか?

うつ病の症状が出る時もあります。
何もできず、横になっている日もあります。
でも、その状態が一生続くわけじゃない。
そう思って、日々を過ごしています。

生きていれば、楽しいことも悲しいこともたくさんあります。
うつ病になると、楽しかったことが楽しくなくなるのが一番苦しいのですが…

うつ病を経験しても、「私、生きててよかった」と今は思えます。
消えるのは今日じゃなくていい。
明日まで待って、明後日まで待って、そしたら少しは気持ちが落ち着いているはずです。

今、うつ病で苦しんでいる方が少しでも楽になりますように。

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