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過去を顧みる②

②を読んでいただいているということは、①も読んでいただいているということで、引き続きご覧いただきありがとうございます。稚拙な文章ですが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。(恐らく長文になります。)

大きな過ちの2つ目は、就活です。
1つ目の過ちである”大学受験の失敗”から話は続いており、私は、大学受験失敗後、併願先の大学に入学することになりました。大学名は伏せますが、関西圏では有名な私大です。当時の私は、第一志望に受かる事しか考えておらず(というのも志望先の模試では大体AかBの判定が出ていたため)、併願なんてしなくても受かるだろうと考えており、併願先等眼中にもなく、あろうことか併願先を親に任せるという本当に浅はかな人間でした。なので、当時どこに併願していたのかわかっていませんでした。(全てセンター利用)本当に馬鹿な人間だなと思います。決してこれは見習ってはいけませんし、文章にするのも憚られるくらい恥ずかしいことです。

前置きが長くなりましたが、そんな感じで入学したため、実際に初めて大学に行ったのは、入学式の前日で、そこで初めて大学のキャンパスに足を踏み入れるという異常な事態でした。そして、キャンパスライフもどこか後ろ向きな気持ちで、全然楽しめず、日々自信はなくなり、鬱病のようにもなり、何度も自殺することを考えました。(実際に、包丁を自分のお腹にさしかけたこともあります。(笑))でも、死に切る勇気はありませんでした。

大学生活はというと、多くの方は普通に楽しい時間を過ごされるのだろうと想像しますが、私の場合は、サークルにも入らず、バイトもしたりしなかったりで、4年間で一人も友達はできず、常に授業は一人で受ける毎日。そんな日が続く中で、単位がギリギリであることに気がつきました。それに気づいたのも、3回生の夏でした。そこからは、気持ちを切り替え、もう周りは気にせず、普通低回生が取るような授業から何から、勉強に励みました。そして、一つも取りこぼすことなく、4回生の前期には何とか卒業に必要な単位を取り終えました。(ここはよく頑張ったなと思っています。本来は、計画的に取るべきです。)本当に低レベルな話ですみません。m(__)m

そして、就活です。私は、皆と同じようなスーツを着てという就活の路線に乗りたくなかった為、それを避ける為にどうすればよいか、その当時考え抜いた先にたどり着いた答えは、公務員という就職先でした。
先述の通り、所謂一般的な学生生活すら送っていない人間が、同じような土俵で戦う新卒一括採用ではアピールが難しいのではないかと考え、それならば、ある程度の勉強も必要とする公務員を目指そうと決意し、単位に追われながらの授業が終わってからは、公務員に向けた勉強をするという少し刺激ある生活になっていきました。

当時、受験したのは、国税専門官、国家一般職、地元市役所、独立行政法人等です。全て一次試験(筆記)は通過しましたが、面接は全て落ちました。完全な準備不足もありますが、根本的に人間とのコミュニケーション不足にあると思います。完全に就活には失敗しました。

面接でも感情のコントロールが出来ず、想いがあふれてしまい、面接官の前で泣いてしまうという出来事もありました。(笑)
(結局、そこから補欠合格を頂きました。)

就活というのは、負けが続くのが普通で、自分の中で勝ちと思える価値ある勝利を一つ掴めればそれでいい、と考えています。(一つの身しかないので、一つの職場でしか働けないですし。内定を複数もらったことを鼻高々に言う人もいますが、それって何なんだろうって思います。他の人に早く席譲れよって!)
でも、当時の私には、そんな事すらわからず、とりあえずどこかで働ければそれでいいと考えていました。公務員試験に全落ちしてから、民間企業にもやっと目を向け始めましたが、”自分とは何か”の深堀が全くできておらず、本来は学生生活の中で培うべき自己理解が全く深まっていませんでした。だから、本当に何がやりたいのか、自分は何に興味があるのかがわからず、途方に暮れたのを覚えています。
書いている今も分かっていませんが、これは自分の場合、人生をかけて見つける課題なのかなとも感じています。

結局、自分の人生を振り返ってみると、本当に行きたいところに行けていないことに気が付きました。勿論、目標が高すぎるのもあるとは思いますが。

どのように学生生活を送るのか、与えられた環境をどう生かすも殺すもその人次第ではありますが、一つ言えるのは、”後になって振り返ったときに後悔しないか”これに尽きると思います。後悔はいくらでもできるし、するだけ無駄なのかもしれませんが、今後につなげていくためにも必要な過程だと感じています。では、何故行きたいところに行けていないのか。これについてはまだはっきりとした答えは自分の中では出ていません。

続きを読んでくださる方は③へ・・・


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