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旅のお供

皆さま、こんにちは。
今日は関西は少し肌寒いですが、風が吹いていて、私の好きな気候でした。

実は、久しぶりに東京へ旅行をしに行くことになりました。昔から修学旅行や遠足の前は、楽しみでドキドキして前日の夜は寝られないタイプだったのですが、大人になった今でも変わらず、今の私は何日も前からウキウキしてしまっているのです。

旅慣れない私は、旅行前にいつも手書きで持ち物リストを作ります。そして、スーツケースに入れたら、横線を引いて消していく、という風にして、一気に用意するのではなく、何日も前から徐々に準備するのです。

私が人生でお会いしたいと思う人の内の1人である暮らしの手帖元編集長で作家やコラムニストとして活躍されている松浦弥太郎さんがいらっしゃいます。松浦さんは、本の中で旅の持ち物について書かれていことをふと思い出しました。旅行に出る時には、お気に入りのカップとお茶を持って行き、滞在先でそれらを使って一息つくことで、自分の家のように落ち着いてくつろげるようにするそうです。
それを知った時になんて素敵な旅の仕方なんだろう、と思いました。旅行先で観光や新しいものを楽しむということはもちろんですが、自分のお気に入りのものを持って、そこで暮らすように旅すること。新しい物ばかりでは、疲れてしまいます。新しいものもいつか自分に馴染んではきますが、長年愛用している物にすぐに取って変わることは出来ないでしょう。1日の疲れを癒し、ほっとしたい時にお気に入りのカップでお気に入りのお茶を飲むのが松浦さん流。

さて、私の場合は、旅先で何が一緒にあれば嬉しいかと考えてみました。これがあればと思うもの。実はよくよく考えてみても、思いつかないなぁというのが本音です。特別にこだわりがあるものが私の場合は少ないのかもしれません。ただ、一つ思いついたのは、乾燥した時や落ち着きたい時に使う保湿クリーム。これは、リップクリームにもなって、手など身体にも使えるマルチクリームだと便利で、乾燥が大敵の私にとっては無くては困るものです。香りが良いものが好きなので(これに関してはまた別でゆっくり書きます)その香りを嗅ぐだけで、すっと落ち着くことが出来ます。今回の旅にも必ず忘れないように持ち物リストには入れました。私にとっては、いつもの日常に戻れるほっとする瞬間なのです。

新しい物に刺激を受けて旅をするのも良いですが、そこで暮らすようにいつものお気に入りの物とほっとする時を楽しむ余裕があるとさらに素敵な旅になるかもしれません。今回の旅も素敵な思い出になりますように。

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