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朗読ノオト
2018年10月25日 00:51
芥川龍之介 (1892(M25)~1927(S2)年) 読んだ芥川作品を年代順に紹介。リンクは私の朗読に飛びます。明治45年/大正元年【1912】1月『大川の水』大川への愛情を語り続ける。大正3年【1914】4月『「ケルトの薄明」より』翻訳 0401ケルト神話的なイェイツの作品をやや文語で翻訳しているやつ。5月『老年』一中節の集まり。昔浮き名を轟かせた房さんも、今で
ヤマダヒフミ
2024年6月2日 00:34
福田恆存を読んでいたら、日本近代文学について述べたところで「日本の近代文学は神は不在だったが、原罪はあった」というような文章に出会い、(そうだよなあ)と考え込んでしまった。 私が知っている限りでは太宰治が当にそういう状況を体現していた。太宰がキリストというものへの関心を示し続けたのは、太宰において、そして日本近代文学においては「神はいないが原罪はある」という状況だったからだ。 神はい