ゼロからのヴァイオリンマスター(29)

先週まで解説した「30分の練習メニュー」を改めて整理しておこう。

①ボーイングの練習(5分)

→(point)弦を指で押さえることはない。正しい弓の動かし方を感覚で覚える。

②フィンガリングの練習(10分)

→(point)G線・D線・A線・E線それぞれの弦で、階段の上り下りのように、指をなめらかに動かす。

③ブラインドタッチの練習(5分)

→(point)音当てクイズを楽しむように、自分が出したい音を、正確な位置に指を置いて出せるかチャレンジする。

④親指を臨機応変に動かす練習(5分)

→(point)「ドレミファソラシド」を順に弾きながら、一つ一つの音を出すときの親指の位置の移動を確認する。

⑤小指を意識的に使って弾く練習(5分)

→(point)低音のレやラを、弦を指で押さえなくてもよい楽な方法で弾くのではなく、あえて小指を使って弾く練習をする。

以上の5つのステップで、毎日練習を続けて、1ヶ月後に成果を確認するとよいだろう。

最初(1日目)と最後(30日目)の練習を録画しておくと、振り返りや今後の課題設定にあたって役立つだろう。

明日は、このシリーズ30回目である。あなたは、どれくらいスキルアップできただろうか。

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