ホテル暮らしがお得？

朝食つきで１泊５０００円で、１ヶ月連泊で税込み１５万円のホテルが、私の近所にある。

似たような料金設定をしているホテルは、全国各地にいくつかあると思う。

ホテルに泊まると、自分の家に住んでいる場合と比べて、どんなメリットがあるだろうか。

光熱水費の請求が格段に安くなる。（基本料金を取られるだけ）

毎日の朝食費がかからない。

新聞は、ロビーに置かれている複数紙を、無料で読み放題。

テレワークが推進されている会社であれば、テレワークをしても、ホテルの有線や無線LANが使えるからネット接続にお金がかからない。

食器洗いや掃除をしなくてよい。

蒸し暑い日でも、ホテルなら快適に寝られて、電気代を気にせず、エアコンをつけられる。

あなたのふだんの１ヶ月の家賃もしくは住宅ローン、朝食にかかっているお金、光熱水費、通信料、新聞購読料を合計して、１５万円を超えているなら、ホテル暮らしがお得かもしれない。

電気代や食品の値上げが相次いでいるが、この機会に、一度、ホテル暮らしを想定した家計調査をしてみるのもおもしろいだろう。

この事例は、定額５０００円のホテルに１ヶ月泊まるケースであり、カプセルホテルやこれより安いホテル（あるいはネットカフェ）を、１ヶ月に何回か利用することで、宿泊料金総額をもう少し安くすることも可能だろう。

個人が台風や大雨対策をしなくてよいのも大きい。テレビも地デジ・ＢＳ・ＣＳ放送を見放題である。