生活の知恵講座【第26回】

秋が深まるにつれて、年賀状の販売や来年の手帳の広告が目立つようになる。

今週のテーマは、「手帳の活用について」である。

手帳は、仕事用とプライベート用に分けて、2冊あると便利である。ただし、2冊とも同じ場所に置いておくのは、なるべく避けたい。

だんだんとめんどくさくなって、いつの間にか混同して使ってしまうからである。

また、ワークライフバランスが最近はよく言われるが、ワークのほうが圧倒的に比重を占めている人は、プライベート用の手帳を持つ意義を感じにくいかもしれない。

だから、仕事用に使っている手帳のほうに、プライベートもまとめて書き込んでしまうのである。

私も、かつては、そういうタイプの人間だった。

だが、時代は変わってきたのだから、若い人たちの模範となれるよう、中高年世代も考え方を改める必要があると思う。

これからの時代は、「自分から仕事を取ったら、何もやることがない」では、悲惨な人生になってしまう。

プライベート用の手帳のページが充実するような生き方ができれば、希望が持てるだろう。


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