現代版・芭蕉の旅(23~32日目)

今日は、4月30日であるが、332年前は、3月同様に、4月も29日までだったため、30日は存在しない。

したがって、昨日が、芭蕉の旅32日目にあたる。32日目は、福島県の郡山市に芭蕉は滞在していた。

郡山にたどり着くまでの旅程を、今日は、23日目から紹介しよう。

23日目から、芭蕉は、福島県入りを果たしている。栃木県には、2日目から22日目まで、のべ3週間滞在していた。

福島県に入ってからは、ほとんどのルートは、今のJR東北本線に沿っているので、途中下車しながら芭蕉の足跡をたどることができる。

【4/20(23日目)】白河市(旗宿)

JR東北本線の高久駅から白河駅まで、電車で30分もかからない。白河駅のひとつ手前の新白河駅で乗り換える。

白河駅からは、白河の関跡までバスで30分ほどで行ける。芭蕉は、白河の関を越えたことで、今後のみちのくの旅に向けて、ようやく心が落ち着いたそうである。

【4/21(24日目)】矢吹町

白河の関跡から矢吹宿まで25㎞あるが、芭蕉が歩いた道には、今は、矢吹五本松の並木がある。

この松の苗は、かの有名な松平定信(第3代白河藩主、老中として寛政の改革を実行した)が、のちに植えたといわれている。(芭蕉の時代は五本松はまだ植えられていない)

【4/22~28(25~31日目)】須賀川市

芭蕉は、須賀川に7泊8日滞在した。「須賀川    芭蕉」で検索すると、芭蕉ゆかりの観光スポットが見つかるので、ぜひ行ってみるとよいだろう。

【4/29(32日目)】郡山市

郡山で、芭蕉はあるものを探し求めて歩き回ったが、結局見つからずに終わってしまった。

芭蕉は、何を探し求めていたのか?詳しくは、明日の解説07で説明しよう。






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