原田 瑠美

画家 北海道 札幌instagram @rumi__harada

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最近の記事

自分の持ってるものに気づくということ

前に似顔絵を描いたにゃんこさんがお空に旅立った。 今日、飼い主さんに会った時に聞いた。 「瑠美ちゃんの絵があって良かった」と。 突然のことで 火葬するのに遺影の写真が用意出来ず、 部屋に飾っていた似顔絵をそのまま持っていき、今もお骨の横にはその似顔絵があると。 私の絵が何か役目を果たせたなら 良かった。 私は絵描きとして奇抜な発想やずば抜けた才能、 伝えたい世界観などがあるわけではなくて。 じゃあ何が出来るのか、 どうしてそれで糧を得られているのか。 私にできる

    • 言霊

      話せば楽になる。 とか、いうけどさ。 それがなんでかって、 楽になるために何かを話すっていうのは 自分が抱えた荷物をひとつ降ろすことなのであって。 じゃあその降ろした荷物は誰が持っていく? それって目の前の、言葉を受け取った相手なんだよね。 自分は言ってしまえば楽になるかもしれないけど、 相手はそれを抱えきれるのか? また違う誰かに渡すのか? 背負わせていいものなのか 適切なタイミングなのか そのキャパがあるのか ということを考えてしまって。 自分はずっと割と重い

      • めい的なもの

        試練を自分の力で越えて成長する命(メイ)的なもの。 を、背負ってるということ。 (わたしはね) だからまだ始まったばかりで。 いつも言う、日々精進とはそういうことなんですよね。 望む道と歩むべき道は 一致するとは限らなくて。 ジェットコースターの乗車券しか用意されなかった ほんとはメリーゴーランドにずっと乗ってたいのになって でもジェットコースター乗るしかないしな、って だったら楽しもうってね なんでジェットコースターに乗らされなきゃいけないの、って駄々こねてた時よ

        • 脳みその中で 思考と言葉が絶えず畝り続けて その渦に、気持ち悪くなって その渦から強制的に逃避する手段が どうでもいい漫画やゲームだったのだけど。 強制的にでは無くて自然に気持ち良く 遠ざけてくれるのが 描くこと、作ることだった その時間は意識の全てがひとつの対象に向かうから それ以外のことを切り離せるのが気持ち良くって。 (それを没頭というのであって みんな気持ちいいものだと思うのだけど) もしこの思考と言葉の渦が無い世界に行ったら 私は何も産み出す必要がなくなる

        自分の持ってるものに気づくということ

          たからもの

          私の宝箱にはね、 私の作品やステージを見てくれた人や、 だいじな人たちからもらった言葉たちを入れているんだよね。 どこにでも持っていける宝箱。 もちろん、あの世にも。 あの世に持っていけないものに全然興味がないので これは大変素晴らしい宝物たちだと思っている。 私が捨てない限り絶対なくならないし、 劣化することもない。 でもどんなにお金を出しても買うことはできない。 たくさんのお金と交換する かっこいい車や時計やジュエリー、お洋服はこの世にたくさん存在するけど それ

          たからもの

          アドバイスと感覚

          ちょっと尖った内容かもですが、 何年もずーっと思ってることなので書きます。 前提として自分はまじで人の言うこと聞けない人種なんですが。 (心からめちゃくちゃ尊敬してる人の言うことだけは超素直にきく) ものづくりや表現ということをやってると 「こういうの作ったら」とか 「これやったら」とか 助言をしてくださる人がたびたびいる。 まずその意図について 飽くまで所感なんだけどだいたいは ・純粋に応援や私のために言ってくれる ・自分がアイデアマンであったり人脈があることを伝え

          アドバイスと感覚

          後先考えないのはただの無鉄砲なのであって。 過去のことも未来のこともめちゃくちゃ考えるからこそ、 今しかできないこと、今だからできること、 今自分の周りにいてくれるひとたち、 今の自分自身を できる限り大切にしたいなと思う。 それが過去の自分への報いであり、 未来の自分への糧であり、 どれかをおざなりにしてはバランスが取れないのだ。 今を生きるってそういうことだと私は思う。 

          笑顔

          笑顔すごい。 2月から、ラジオのレギュラー出演とそのYouTubeの制作を担当してるんですが。 毎週楽しくて。 自分が出てるコーナー以外もみなさんいつも笑顔で。 気付いたら動画編集してる間、 私もずっと笑顔でpcに向かっている。 人の脳はやはり 目の前にある表情に影響されるんだね。 独立する前は13年会社員で、そのうち10年くらいは内勤をしていたんだけど 気付いた時には眉間のしわが固定化されかけていた。 でも今の生活になって 綺麗さっぱり消えました。 時には真剣な

          弟へ

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          見てもらった

          今日、たっくんという"見える"人に見てもらった。 なんだか普通に友達とお喋りしているようで良い時間だった。 言ってもらったこと備忘記録。 パワーワード多め。

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          見てもらった

          火の鳥

          上手に折り合いをつけたような気で仕舞い込んできたものたち。 あらためて取り出して、 より深く見つめなおしてみてもいいのかもしれないなと思えた日。 まだまだ私は進化できるし、 私の世界は、まだまだ広がれる。 私はもっと見れる。 より深く。 どこに行っても、どれだけ深く潜っても、 戻ってこれる。 知ってる。 私の中の目ん玉おばけは見たがっている。 もっともっとと言って身震いしている。 満たさないと食われるんだ。 私は彼を飼いならす。 だから一緒にどこへでも行こう 私は彼と一緒に踊

          ファッションとは

          みなさんは、ファッションとは? と聞かれたらなんと答えるんでしょうか。 私は、3つの側面があると今のところ思っていて。 まずは"自己表現"。 「自分はこういうのが好き」 「自分はこういう人間です」 というもの。 純粋に「これが着たい!」という気持ちが主体だったり、 私で言えば絵の具まみれのステージ衣装を普段も着るようなことかな。 ふたつめは"願望の表れ"。 ひとつめと似てるようだけど少し違くて、 「こういう人に見られたい」という願望。 強そうな格好をしてる人ほど中身は子

          ファッションとは

          眼球と脳味噌

          ここ1年くらい思ってること。 作りたいものあり過ぎて 人生300年あっても足りないなって。 まぁ自分の時間の流れがだいぶゆっくりになったこともあるけど。 死ぬまで何かを生み出し続けるために、 目だけは大事にしようと常々思ってたのだけど。 ふと。 「目がだめになったとて、眼球を入れ替えたらどうにかなるのでは?」と。 多分純粋な「視力」は眼球や網膜の状態に依存するのだろう。 それも大事だけども、 自分が1番大事にしている バランス感覚や色彩感覚って脳の機能に依るものなのでは

          眼球と脳味噌

          名前と肩書き

          ちょっと今気分がとがってるので 少しとがったことを書いてしまうと思います。

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          名前と肩書き

          誰にもわかってもらおうなんて思わない。 誰かにわかってもらおうなんて思ったことがない。 でも私は、わからなくても寄り添える人でありたい。 幸せの基準が違うことを許容できないなら私はそこにいなくていい。 わかってもらおうなんて思ってないから。 ただ私も1人くらいは寄り添ってくれる人が欲しいのかもしれない。 交わらなくていい。 平行線でいい。 点ではなく お互いが寄り添った平行線でいられるなら 離れていてもそれでいい 自分の線は曲げられないし あなたの線も曲げなくて