ラム酒漬け込み型筋肉

ラムBARの従業員です。

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記事一覧

唐辛子入りラム酒

本日ご紹介するのはラオスで作られている【ラオディ ルアンプラバン】です。 メコン川を含む2つの川の合流地点に位置する緑豊かな町、ラオス北部ルアンプラバン。 ラオス…

ハワイ産まれプエルト・リコ育ち

本日ご紹介するのはハワイで産まれ現在はプエルト・リコで作られる【BEACH BAR RUM】です。 元はマウイ島で作られていた様ですが後にプエルト・リコでの生産に移行。 現在…

皆既日食

本日ご紹介するのはバルバドス島の【マウントゲイ エクリプス】です。 皆既日食を意味する名前の由来は1910年の皆既日食とハレー彗星の通過が重なった所からとのこと。 中…

故郷のアグリコールラム

本日ご紹介するのは前回ご紹介した故郷愛媛の【碧原 ラムアグリコール】です。 詳しい説明は前回の記事に載せていますのでそちらをご覧下さいませ。 香り 焼いた蜜芋、白…

故郷の味

本日ご紹介するのは我が故郷の愛媛県にある内子町の天神村醸造所が作られた【碧原 ホワイトラム】です。 愛媛県四国中央市のサトウキビを使い製造され、清酒酵母による発…

モルト&グレーンケーン

本日ご紹介するのはモルト&グレーンケーンからリリースされた【フォースクエア2007】です。 バーボンカスクでの13年熟成。 当店の周年でもフォースクエアをご紹介しまし…

力強いラム

本日ご紹介するのは閉鎖蒸留所の【カロニ 1997】です。 ウイスキーエージェンシーがリリースしたカロニの16年熟成。 今となっては凄まじい値段のカロニですが人気なのも…

80年代ハイプルーフアプルトン

本日ご紹介するのは当店でも馴染み深いアプルトンエステートから【アプルトン151プルーフ】です。 80年代流通アプルトンのハイプルーフボトルです。 香り サトウキビ、缶…

アプルトン1994

本日ご紹介するのはジャマイカのアプルトンエステートがリリースした【APPLETON ESTATE 1994 100%POTSTILL】です。 ハーツコレクションの1本 特徴として1999はジャマイカ…

和三盆ラム

本日ご紹介するのは香川県で作られている【和三盆RUM】です。 香川県で伝統的に製造されている和三盆の製造過程で発生した糖蜜を醗酵、蒸留しました。 発酵槽は日本酒に…

カブト釜

本日ご紹介するのは何度か紹介している蒸留所のラオディから【ラオディ56k】です。 アジアの酒としてアジアの蒸留器で作りたいという生産者の井上さんの思いから生まれた…

燻したラム酒

本日ご紹介するのは【カット スモークド ラム】です。 イギリスで最初にスモークされたラムとのこと。 アメリカンオークチップを炉で燃やし、その煙を集め少量のジャマイ…

マルテコ

本日ご紹介するのはパナマ産ラムの【ロン・マルテコ2009】です。 リリースしているのはインダストリア・リコレラ・デ・クェザルテカ社。中米グアテマラに1939年に創業。 マ…

置き場に困るボトル

本日ご紹介するのはメキシコの【エル・ロン・プロイビート 22年】です。 かつて、18世紀にアメリカへスペインから甘口のワインが持ち込まれていました。 荷降ろしが終わ…

忘れられていた樽

本日ご紹介するのはセントルシアで作られている【Chairman's Reserve The Forgotten Casks】です。 2007年に蒸留所が大火災にあい、ブレンド設備と熟成庫の1部に大ダメー…

ドメーヌ・ド・クルセル

既に閉鎖してしまったグアドループのラム酒 開栓したクルセルの味わいをご紹介させていただきます。 薄くスライスした乾きかけのリンゴ、カルピス、黄桃の缶詰シロップ、…

唐辛子入りラム酒

唐辛子入りラム酒

本日ご紹介するのはラオスで作られている【ラオディ ルアンプラバン】です。

メコン川を含む2つの川の合流地点に位置する緑豊かな町、ラオス北部ルアンプラバン。
ラオス王国時代の古都で美しいラオスらしい街並みは1995年に世界遺産登録されています。
スパイスは3つ使われていて
シナモン
カルダモン
バーズアイズチリ
です。
バーズアイズチリとは小さいを意味する唐辛子。寒暖差により辛さが濃縮されています

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ハワイ産まれプエルト・リコ育ち

ハワイ産まれプエルト・リコ育ち

本日ご紹介するのはハワイで産まれ現在はプエルト・リコで作られる【BEACH BAR RUM】です。

元はマウイ島で作られていた様ですが後にプエルト・リコでの生産に移行。
現在はプエルト・リコのマカオワにあるデシレリア・セレスによって蒸留されています。

香り フレッシュなサトウキビ、和栗、薄くバルサミコ酢

味 口当たりは甘くスパイシー、サトウキビの甘さと栗、ホワイトペッパーに仄かな潮風

フィ

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皆既日食

皆既日食

本日ご紹介するのはバルバドス島の【マウントゲイ エクリプス】です。

皆既日食を意味する名前の由来は1910年の皆既日食とハレー彗星の通過が重なった所からとのこと。
中身は単式と連続式の原酒を使い2~7年物のブレンドになります。

香り 焦げた木材、僅かにエステリー

味 口に含むとクリアでスパイシー、ジンジャーと仄かに丁子

どんな飲み方でも大丈夫な日常のお供にピッタリです。

故郷のアグリコールラム

故郷のアグリコールラム

本日ご紹介するのは前回ご紹介した故郷愛媛の【碧原 ラムアグリコール】です。

詳しい説明は前回の記事に載せていますのでそちらをご覧下さいませ。

香り 焼いた蜜芋、白粉、イチゴジャム

味 イチゴジャム、白粉、粉飴、サトウキビ

フィニッシュに清酒のような透明感とジンジャーの刺激が残る

トラディショナルスタイルと共通する香りや味もあるが別種の要素が強く出てきて面白い1本です。

故郷の味

故郷の味

本日ご紹介するのは我が故郷の愛媛県にある内子町の天神村醸造所が作られた【碧原 ホワイトラム】です。

愛媛県四国中央市のサトウキビを使い製造され、清酒酵母による発酵で非常にフルーティーな香りがします。

香り アンズ、プラム、白粉

味 口当たりはドライ、直ぐにプラムや白粉、ミネラル

フィニッシュに清酒酵母の醗酵感や仄かなビターな印象が残る。

モルト&グレーンケーン

モルト&グレーンケーン

本日ご紹介するのはモルト&グレーンケーンからリリースされた【フォースクエア2007】です。

バーボンカスクでの13年熟成。
当店の周年でもフォースクエアをご紹介しましたが安定の美味しさを誇るフォースクエア、リリースが止まりませんね。

力強いラム

力強いラム

本日ご紹介するのは閉鎖蒸留所の【カロニ 1997】です。

ウイスキーエージェンシーがリリースしたカロニの16年熟成。

今となっては凄まじい値段のカロニですが人気なのも納得のクオリティの1本です。

香り グレープガム、ライム、黄桃、ジャスミン、オーク、仄かに鰹出汁

味 オーク、炭火、渋めのジャスミンティー、

フィニッシュ 超熟の樽が効いたコニャックを思わせる深みと濃く入れた紅茶が長く残り

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80年代ハイプルーフアプルトン

80年代ハイプルーフアプルトン

本日ご紹介するのは当店でも馴染み深いアプルトンエステートから【アプルトン151プルーフ】です。

80年代流通アプルトンのハイプルーフボトルです。

香り サトウキビ、缶詰のパイナップルシロップ、黒糖、溶剤とバニラ、オーク

味 魚介出汁と潮、ジンジャーとアニス、奥から黒糖と仄かなバニラエッセンス

フィニッシュにバニラとアニスが優しく残ります。

個人的にも欲しくなるボトルの1本です。

アプルトン1994

アプルトン1994

本日ご紹介するのはジャマイカのアプルトンエステートがリリースした【APPLETON ESTATE 1994 100%POTSTILL】です。

ハーツコレクションの1本

特徴として1999はジャマイカの特徴でもある焦げたゴムや溶剤とも表現されるエステル香、1995はパイナップルやコニャックに近い華やかでフルーティーなエステル香。

1994はちょうどその中間、両方の特性が現れているように感じます

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和三盆ラム

和三盆ラム

本日ご紹介するのは香川県で作られている【和三盆RUM】です。

香川県で伝統的に製造されている和三盆の製造過程で発生した糖蜜を醗酵、蒸留しました。

発酵槽は日本酒に使われていた木桶を再生させる【木桶再生プロジェクト】で再生した木桶で糖蜜を発酵させ2回蒸留しています。

カブト釜

カブト釜

本日ご紹介するのは何度か紹介している蒸留所のラオディから【ラオディ56k】です。

アジアの酒としてアジアの蒸留器で作りたいという生産者の井上さんの思いから生まれたラム

郡上八幡にあるクラフトジンの辰巳蒸留所へ井上氏が訪問した際、かぶと釜式蒸留器に出会い、辰巳氏を通じて鹿児島の大石酒造より図面と許可をいただき製造しているそうです。

注ぐと酒粕饅頭の様な香り、白い花弁、濃いサトウキビを連想する味

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燻したラム酒

燻したラム酒

本日ご紹介するのは【カット スモークド ラム】です。

イギリスで最初にスモークされたラムとのこと。

アメリカンオークチップを炉で燃やし、その煙を集め少量のジャマイカンラムとコンデンサーで圧力をかけます。

できたラムの凝縮物を濾過し、余分な成分を取り除いた後コーヒー豆を2ヶ月漬け込んだジャマイカラムとブレンドし3年熟成を行いました。

香り ローストしたコーヒー豆、コーヒーガム、焼けた炭

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マルテコ

マルテコ

本日ご紹介するのはパナマ産ラムの【ロン・マルテコ2009】です。

リリースしているのはインダストリア・リコレラ・デ・クェザルテカ社。中米グアテマラに1939年に創業。

マルテコ2009はスモールバッチのパナマ産ラムをアメリカンオークで12年熟成させた物。

香り 熟れた柿、砂糖菓子、バニラエッセンス、ドライいちじく

味 口当たりはクリームブリュレ、ティラミス、僅かに焼けた樽を感じます。

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置き場に困るボトル

置き場に困るボトル

本日ご紹介するのはメキシコの【エル・ロン・プロイビート 22年】です。

かつて、18世紀にアメリカへスペインから甘口のワインが持ち込まれていました。

荷降ろしが終わり空になった樽にメキシコ産ラムの【チンギリート】が詰められスペインへ運ばれました。
航海中にワインの風味を移したラムはスペインの人に大変好まれることとなりました。
しかし、当時のスペイン・ブルボン朝最初の王、フェリペ5世が製造を禁止

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忘れられていた樽

忘れられていた樽

本日ご紹介するのはセントルシアで作られている【Chairman's Reserve The Forgotten Casks】です。

2007年に蒸留所が大火災にあい、ブレンド設備と熟成庫の1部に大ダメージを受けてしまいました。それにより1部の樽を熟成庫以外に移しましたが管理から漏れてしまい放置されていた樽を発見、試飲してみたところとても状態がよく瓶詰めすることになった商品。

ジムビーム、ジャッ

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ドメーヌ・ド・クルセル

ドメーヌ・ド・クルセル

既に閉鎖してしまったグアドループのラム酒

開栓したクルセルの味わいをご紹介させていただきます。

薄くスライスした乾きかけのリンゴ、カルピス、黄桃の缶詰シロップ、パッションフルーツ、時間を置くとリンゴが水気を取り戻す、沢庵、樽のタンニンが奥からやってくる。ヘザー。

なんとも不思議な味わいのボトルで多くの要素を感じ取ることができますので是非お試しくださいませ。