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【バリ島旅行⑬】のんびり島生活!ギリ・アイルでの過ごし方

さて、私たちは今回、ギリ3島の一つである『ギリ・アイル』に4泊したわけですが、日本におけるその島の知名度は、バリ島のそれに比べて格段に低いものと推測します。実際、日本人らしき観光客は滞在中に一人も見かけませんでした(アジア在住の日本人らしきグループは二組見かけました)。

そのため、ネットで収集できる情報もまだ少ないだろうと思うので、今回は私たちの体験を基にして、『ギリ・アイルでの過ごし方(出来ること)』についてまとめてみようと思います。尚、自分が体験したアクティビティについては既にいくつか記事にしていますが、今回は単発で書くほどでは無かった内容をちょこちょこ追加しております。

では、ギリ・アイルでのアイランドライフについて、見て行きましょう!


ギリ・アイルの雰囲気について

まず、ギリ・アイルがどんな島なのかをお話しておこうと思います。今までの記事でも書きましたが、ギリ・アイルは観光するというよりかは、ゆったりとした時間を楽しむのに適した場所です。実際のところ、バリ島の寺院やライステラスのような、所謂『観光スポット』的なものはありませんので、そういったスポットを期待して行くと面喰うでしょう。そこに存在しているのは、美しい海や自然に囲まれた、長閑なアイランドリゾートライフです!

また、交通の便(スピードボートの本数や所要時間、スケジュールの正確性)から見ても、弾丸旅行には不向きな場所です。バリ島からの往復だと、移動だけで半日以上は潰れてしまいます。日帰り旅行は恐らく不可能ですし、1泊したとしてもほぼ何も出来ずに終わるでしょう(船酔いした暁には寝込んで終わり)。よって、個人的には最低でも2泊3日は必要だと考えますが、それでも初日と最終日は移動メインになってしまうので、自由に動けるのは中1日だけです。しっかりと『アイランドライフを楽しむ』ためには、やはり3泊以上はしたいところですね!

では、上記の点を踏まえた上で、私たちが体験したアイランドライフを、テーマ別に紹介していきます!

アクティビティ

散歩&サイクリング

前述した通り、ギリ・アイルは自然溢れる素朴な島です。海沿いには観光客向けのリゾート施設が立ち並んでいますが、近代的な大型ホテルとは異なり、いずれも素朴な雰囲気のバンガローやヴィラ等です。未舗装な道も多く、車やガソリンを使うバイクの走行は禁止。放し飼いの牛や鶏などもいて、島全体が長閑な雰囲気で溢れています。また、学校やモスクなどもあるため、島民の方々の生活を身近に感じることができます。

滞在中は、そんな美しい自然と島の人々の生活を、お散歩やサイクリングを通して垣間見ることができます。ギリ・アイルは小さな島なので、1時間もあれば自転車で島を1周出来てしまいますし、徒歩でも2時間かからない程度です。私も毎日のように、自転車を使って移動していました。

サイクリングの様子は既に記事にしていますので、詳しくはそちらをご覧下さいね!

自転車は島内の交通手段としても便利です!

ヨガ&ジム

ギリ島にはナチュラル志向や健康志向の旅行者も多く見られます。そのためか、ヨガ施設も数件ありました。私は違いますが、P氏とP氏娘のK嬢は日常的にヨガや瞑想をしているので、ギリ・アイルでもレッスンに参加していました。また、ジム施設も数か所あったので、滞在中に筋トレも可能です。

宿泊施設、カフェ、スパなどが併設されたヨガ施設
ロゴもお洒落な人気のヨガ施設の入口

スノーケリング

ギリ3島でのアクティビティと言えば、スノーケリングは外せません!ギリ島周辺の海は透明度が高く、大きなウミガメに遭遇したり、色鮮やかな魚の群れと一緒に泳いだりすることができるため、スノーケリングはとても人気の高いアクティビティです。

私たちも貸切のスノーケリングツアーに参加し、とても楽しい時間を過ごしました。私にとっては人生で初めてのスノーケリング体験だったわけですが、その時の話は既に記事にしていますので、興味のある方はそちらをご覧下さいね!

透明度の高い海でスノーケリング

料理教室

ギリ・アイルには料理教室もありました。私は参加しなかったのですが、インドネシア料理を習うことができるということで、P氏が一人で参加していました。本来はグループレッスンらしいのですが、その日の参加者はP氏のみだったため、実質プライベートレッスン状態になったそうです(笑)

下記はP氏が作った料理の数々!レッスンの後は、自分で作った料理を試食するらしいのですが、一人じゃ食べきれないほどの量だと言っていました。確かにすごい量ですよね。でもすごく美味しそう!食べるところだけ参加したいです(笑)

レッスンでP氏が作ったインドネシア料理①
レッスンでP氏が作ったインドネシア料理②
レッスンでP氏が作ったインドネシア料理③

リラクゼーション

マッサージ・スパ

バリ島と同じく、ギリ・アイルにもマッサージ店やスパ施設が沢山ありました。お値段やメニューの内容は様々で、手軽に受けられる格安マッサージから、お洒落で高級感漂うエステメニューまで色々あります。

私は滞在中に一度だけ、カジュアルなお店でマッサージを受けました。料金は正確には覚えていないのですが、確か1時間のフルボディで2000円位だった気がします。1店舗しか体験してないので安易には比べられないのですが、バリ島のウブドで受けたマッサージが良過ぎたためか、ギリ・アイルでの施術は個人的には少し物足りなかったというのが正直な所です(小さな島なので、競合がいない感じなのかなと思ったり…)。

とは言え、リーズナブルに非日常的な空間と時間を楽しむことができますので、疲れた体を癒すには最高のオプションです!

リゾートホテルライフ

リゾート地では、あえて宿泊先から出ずに、リゾートライフを楽しむことも有りだと思います。島には開放的なヴィラやバンガローが沢山ありますし、特に海沿いの宿泊施設にはレストランやビーチバー併設の所も多いので、宿泊施設でただひたすらのんびりと過ごすのも良いかと思います。

プール/ナイトプール

島にはプール付きの宿泊施設が沢山あります。昼間はもちろんのこと、夜でもプールに飛び込むことができるのは非日常的で良かったですね!私たちが宿泊したバンガローのプールは、管理がとても良く行き届いており、すごく清潔感がありました。特に混雑することもなく、夜は特にプライベート感が強かったです。

宿泊先のプール
子供たちは毎日2~3回はプールに飛び込んでいました。
4泊しましたが、混み合うことはなかったですね。
とても清潔感のあるプールでした。
宿泊先のプール
夜はライトアップされていて、何だか幻想的な雰囲気でした。
人もおらず、プライベート感がありました。
ちなみに目の前はビーチです。

テラスでのんびり

島には、テラスのついている宿泊施設も多いかと思います。わざわざ出かけなくても、テラスで読書したり、PC作業をしたり、ぼーっとしたり…。ただひたすらのんびりするのは最高です!私も部屋にいる時は、ほとんどテラスで過ごしていました。屋根がついているので雨が降っても平気でしたし、むしろ情緒があって良かったですね。

食事もルームサービスが利用可能なので、不便はなかったです!

敷地内で取れたココナッツ
スタッフの方が木に登ってココナッツを取り、宿泊者に無料で振舞って下さいました!
スタッフの方々はとてもフレンドリーで、子供にもやさしく、
安心して滞在することができました。
ルームサービスのナシゴレン
Rp.55,000(550円弱)だったので、それほど高くはないですね。
ほとんどの料理が700円~800円くらいでした。

目の前のビーチバーでのんびり

私たちの宿泊先にバーは併設されていなかったのですが、お隣のバンガローにはバーがあったので、PCを抱えて作業をしに行きました。何というか、ニーズをちゃんと汲んでるな~と感心したのは、バーなのに電源があったことです。日本だと電源が使えるお店って限られますよね。今回のバリ島とギリ島滞在中、電源に困ることは無かったです。流石ノマドワーカーが集まる場所なだけあります。

ちなみに、ビーチバーのお兄さんたちは大概フレンドリーなので、お喋りも楽しめます!おやつにマンゴーを無料で分けてくれたりもしました(笑)

お隣のビーチバーでPC作業
各柱に電源が付いていてビックリ!
夜のビーチバー
ライトアップすると雰囲気が出ますね!

カフェやレストラン

飲食店に関しても沢山あるので、カフェ巡りをしたり、昼間からドリンク片手にビーチでのんびり過ごすことができます。お店のタイプも、レストラン、ビーチバー、ワルン(食堂)、カフェと様々あるので、その時の気分や都合にあったお店を選ぶことができます。

海辺のレストラン/ビーチバー

P氏の娘家族と一緒に夕食を取る時は、バンガローから歩いて行ける距離にある海辺のレストランに行っていました。小さな子供たちがいると近い方が便利ですし、子供たちが食べれそうな西洋風の料理(ピザ、パスタ、フライドポテト等)も充実していますからね。シーフード系を扱っているお店も簡単に見つけられますし、ギリ・アイルはイスラム圏ですが、このようなレストランではアルコール類の提供もされています。

料金に関しては、まあ、メニューもサービスも観光客向けの設定なので、インドネシアだからと言って安いわけではありません。もちろん店によりますが、ワンドリンクとメイン一品を頼んだ場合、1500円~2500円くらいを見ておく感じでした。

ビーチバー
海沿いのレストラン
海沿いのレストラン
夕日を眺めながらのディナー
魚料理
料理名は忘れてしまいましたが、包みを開けると野菜と魚が入っていました。
昼間からビーチバーでのんびり

ワルン(食堂)

一回の食事に1000円以上もかけたくない、もっと安価にローカルフードを楽しみたいという場合には、ワルン(食堂)がお勧めです。一食200円~500円程度でインドネシアらしい食事を楽しむことができるので、個人的にはワルンが大好きです。

ギリ・アイルにもワルンは沢山ありましたが、初日に気に入った店を見つけたので、滞在中はそこばかりリピートしていました。過去記事に紹介していますので、興味のある方はそちらをご覧下さい。

私のお気に入りワルン

カフェ

これは結構驚いたことなのですが、牛や鶏が放し飼いになっている長閑な島なのにも関わらず、レベルの高いお洒落なカフェがちょこちょこありました!これは嬉しい誤算でしたね!

インドネシア流のコーヒーも美味しいのですが、やはり滞在期間が長くなると、普段から飲み慣れたエスプレッソベースのコーヒーも恋しくなります。島内のお洒落カフェは、大体がオーストラリア人好みのスタイルで、メニューの内容もオーストラリアのカフェメニューに似ていました。滞在中に何件か利用してみましたが、どのお店も空間作りが上手で、コーヒーや料理も美味しかったです。

値段に関しては、日本よりほんの少し安いくらいでしょうか。私が行ったカフェについては過去の記事で紹介しているので、詳しくはそちらを覗いてみて下さいね。

私が訪れたお洒落カフェ①
ここは使い勝手も良く、3~4回は行きました!
私が訪れたお洒落カフェ②
ここは小上がりのような席が心地よかったですね~。
私が訪れたお洒落カフェ③
ここは本当に素敵で、是非また行きたい場所でした!
フレンチベーカリーのお店もありました!
朝はパン1個とコーヒーで十分という方は、ベイカリーでテイクアウトしても良いですね。

その他

ローカルのお店を探索

ギリ・アイルは小さな島なので、バリ島にあるような大きなスーパーマーケット(ビンタンスーパーマーケットやココ等)はありません。私が見つけたのは一番大きくて Sati Shop というお店でしたが、観光客向けという感じではなかったですね。そのため、普段見かけないようなローカルの商品を沢山目にすることができるので、探索するには面白いと思います!

Sati Shop
Sati Shop の店内
売店
こちらは値段からして、近くに宿泊している観光客向けの売店かと思います。
値段はともかく、やはり近くにあると便利なので利用してしまいますね。

サンセット鑑賞

サンセット鑑賞も外せないですね!水平線の向こうに毎日違った色のサンセットを見ることができて良かったです。撮影に使用したカメラの影響もありますが、パープルっぽい空の時もあれば、燃えるような夕焼けの時もあり、どの空もとても幻想的で美しかったです。

サンセット①
サンセット②

海の中のブランコ

これは流行りなのか何なのか分からないのですが、海の中にブランコがありました。しかも、ギリ・アイル内に数か所!恐らく、ウブドのライステラスにあるブランコみたいな立ち位置で、ギリ・アイルのアイコニックなスポットになっているのかもしれません。

潮の満ち引きの関係でタイミングが計れず、私は試せなかったのですが、フォトジェニックですし、SNS映えすることは間違いないでしょう!

ギリ・アイルの海ブランコ
海面に鏡のように反射して綺麗でした。
サンセット時の海ブランコ
このくらい潮が満ちていると、乗るのは難しそうです。


以上、今回は『ギリ・アイルでの過ごし方』についてまとめてみました。本当に素朴な島で、島の人達はフレンドリーですし、のんびりするにはとても良い島でしたよ!


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