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ふたご座のB型。HSS HSP

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20回以上転職のHSS型HSPが『傷つきやすいのに刺激を求める人たち』を読んだ感想やまとめ。

HSP絡みの【繊細さんなんたら~】みたいな本が、本屋のコーナーに溢れていて、各社商魂たくましいな~と感じる昨今。 基本的にこういう自己啓発や心理学的な本は、読者の心配事や弱みに付け込んで、安心感を抱かせる仕組みで刊行される(売り上げが見込める) なので、この『傷つきやすいのに刺激を求める人たち』(トレイシー・クーパー著)もその類かな?と思ってペラペラ読んでみたら、かなり学術的な側面から論じていたので、歯ごたえを感じ、思わず購入。 結構分厚い内容で、読むのは大変だったが、

    • 街を歩けばサイコパスにあたる。皆でサイコパスを見抜いて行こう!!

      サイコパス。 この言葉は最近になって周囲で使われ始めた。 自分の人生の途上においても・・ ・自分の非を一切認めない ・非を認めたとしても自身の株が上がるときだけ認める ・他人を平気で利用する ・自身の利益にしか興味がなく他人は全て自身が使える駒だと思っている ・究極的なナルシスト ・根本的に自分だけが天才であり自分以外はみんな馬鹿にしている ・人の弱みに付け込むのが上手く決して自分の弱みは人に見せない ・心温まる感情を持ち合わせていない ・なんか胡散臭い ・他人の揚げ足取

      • 創価二世で就職氷河期世代の元お笑い芸人が人間革命出来ない話 ①

        宗教二世、就職氷河期、人生再設計第一世代、お笑い芸人・・。 世間を何かと騒がすワードが、40歳を超えた自身のアイデンティティにこびりついている。 いくら洗ってもどうしようもない、焦げ付いた鍋の如く、ちょっとやそっとじゃ洗い流せないほどメンタルに食い込んできて、日々悶絶をしている。 不遇なのか呪いなのか、まだいい方なのか、なんとかかんとか今日まで生き伸びてきた。 学もなく、コネもなく、才能もない一人の人間が、どうしてこの歳まで生きてこれたのか、不思議でたまらない。 「それ

        • 松本人志信者が『庵野秀明+松本人志 対談』を見て感じた、お笑いの神の負い目。

          この対談自体が1990年代~2021年までの“お笑い”と“アニメ”という日本サブカル界のトップが初顔合わせしたモノであり、興味深いと感じた人が多くいたと思われる。 今のTVのお笑い界を牽引しているのは間違いなくダウンタウンとその流れを汲む吉本の芸人達だし、庵野秀明のアニメ界・映画界における影響力の大きさは、今後ますます肥大化の一途を辿ると思われる。 そのような二人のお笑い哲学とアニメ映画哲学という二つの高次元の熱量が火花を散らすような対談を期待したのだが・・・案の定、毒に

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        20回以上転職のHSS型HSPが『傷つきやすいのに刺激を求める人たち』を読んだ感想やまとめ。

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        • 創価二世で就職氷河期世代の元お笑い芸人が人間革命出来ない話 ①

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          この世の森羅万象の真実とは。

          僕は、今年で42歳になる。 何かを成し遂げたという、感覚はない。 ただ、40数年間生きて来た。 自分とは何者か、何をするべきなのか、 若かりし頃は思い悩んだ。 人生の折り返し地点に来て、人が死ぬのも生きるのも偶然 生まれて死ぬのも、全て偶然なんだろうな という実感があるだけだ。 運命というものがあったとしても、それを見通す事は出来ないし、何か運命的なものを感じるという風に、自分に理由付けをするのが人間の性だ。 人生に意味を見出し過ぎることもなく 人生に意味

          この世の森羅万象の真実とは。

          マルクス・ガブリエル×中島隆博「全体主義の克服」を読んで。

          哲学界のロックスター、マルクス・ガブリエル氏の新書(コロナ後に出たモノ)を読了。(ガブちゃん関連二冊目) ◆メモ ・トランプという独裁者は民主主義の中から生まれた。現在の民主主義=独裁主義になっている。 ・資本主義の中では中間層はいなくなり、富裕層と貧困層しかいなくなった。 ・アメリカ主導のデジタル資本主義は、全体主義となり官僚主義となる。これらを覆す革命が必要だ。 ・過去の偉人や哲学者は、現代の問題を想像できなかった。ソーシャルメディアの問題やスマホが無い時代と今では全く

          マルクス・ガブリエル×中島隆博「全体主義の克服」を読んで。

          マルクス・ガブリエル「世界史の針が巻き戻るとき」を読んで。

          気鋭の若手哲学者ドイツ人のマルクス・ガブリエル「世界史の針が巻き戻るとき」読了。 彼の視座に共鳴したポイントは、インターネットを信じていない点にある。 インターネットやAIは統計であり、人類を幸福にはしないと断じている。 Google、Amazon、FaceBook、Apple=GAFAに、只で働かされている現代人という視点。(こうして、僕のように、せっせとコンテンツをSNSにアップする行動が、無償の労働でただ働きさせられているのだという) インターネットや機械は良く働く

          マルクス・ガブリエル「世界史の針が巻き戻るとき」を読んで。

          『ハイパーハードボイルドグルメリポート』を読んで。~くたばれテンプレート!虚飾の向こうにある超リアルを我々は求めている!~

          1989年生まれの著者の語彙力に圧倒されながらも、ようやく読了。 文中で、鴨長明を諳んじるほどの、人文肌ディレクターのグルメ体験記だ。 随所に顕れる文学的表現と、見覚え聞き覚えのない単語たちが網羅されており、とにかく文才を感じとる。 文学肌の人間が、この世の終わりのような世界の片隅に赴き、死にそうになりながら、現地の人間の食をリポートする番組のスピンオフ本。 世界中の不幸が、肉眼と、カメラと、舌で、記述されている。 著者の上出遼平は、1989年生まれ。現在30歳前後と

          『ハイパーハードボイルドグルメリポート』を読んで。~くたばれテンプレート!虚飾の向こうにある超リアルを我々は求めている!~

          『平気でうそをつく人たち:虚偽と邪悪の心理学』を読んで。

          『平気でうそをつく人たち:虚偽と邪悪の心理学』(M・スコット・ペック, 森 英明 著)を読了。 アメリカの精神医科医師スコット・ペックが1983年に書いた本だ。 2020年で41歳を迎える、僕はこれまで、いろんな人を見て来た。その中で「この人は邪悪だな・・」と思う人が沢山いて、そういう人に限って、集団の中では、かなり力を持っている人間だったり、カリスマ性のある人間だったりした。 そういう経験を、裏付ける書として、本書は有効だった。 少しネタバレにもなるが、引用を含みつつ

          『平気でうそをつく人たち:虚偽と邪悪の心理学』を読んで。

          就職氷河期世代の面接官のツイートまとめが13万PV・200件コメントがつき、ニュースサイトに記事掲載されるまで。

          2020年の新型コロナパンデミック。 こんな事になるなんて、全く予想だにもしていなかった2019年の暮れに、ボソッとこんな呟きをした。 これを呟いていた頃は、入社半年も満たない状況で現場の採用面接を任されて、自分も就職氷河期世代で転々と職を変えて来た人間のくせに、転職エージェントから毎日送られてくる同年代の履歴書に目を通しては、涼しい顔で面接を繰り返していた。 そんな自分に、どこか虚しさを感じながら、応募者の経歴にはシンパシーを感じていた。 ひとりの45歳位の女性を面接

          就職氷河期世代の面接官のツイートまとめが13万PV・200件コメントがつき、ニュースサイトに記事掲載されるまで。