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速読英単語 必修編(第7版)Z会の勉強法・使い方(1周目・2周目を終えて)~N予備校と併用~教育格差を超えて(PartⅠ 東京都立大学、東京農工大学、電気通信大学レベルに)

1.はじめに
 英単語は、能動的に積極的に覚える必要がある。

 そのために皆さんも何らかの単語集を使って集中的に覚えていると思うが、実際にやってみるとなかなかきついものである。

 そんな苦労に見合った利のある方法はないか。

 それは何の単語集を使ったらよいのかということになるのだが、結局、自分の好みの単語集を繰り返し何周もつぶして覚えることに尽きると思う。

 自分の場合はどうか。

 はるか昔の大学受験時代にもこの「速読英単語 必修編」を使っていた。

 この単語集の特徴は昔と変わらず、今では他の単語集にも見られるが、英文の中に登場してきた単語を英文中で覚えるスタイルである(実際は英文中以外の単語集の方に登場する同意語・派生語・反対語がたくさんあるのだが…)

 そしてこの単語集の肝であるが、一挙に英文読解力と速読力も鍛えようという意図がある。

 登場する単語は過去の大学入試での出題頻度を分析して採用している。

 今の自分は大学受験からかなりの年月が経ち、また歳をとっているので、単語力も当然落ちているが英文読解力もかなり落ちている。そこで今回もこの単語集を使おうと思ったのである。

 この「速読英単語 必修編」を使って新たに英単語の勉強に取り組んでみて、気づいたことや考えたこともある。それを以下に述べていこう。

1.始めの勉強法・使い方の方針
 英文は1回につき、2文づつ取り組んで行くことにする。
 理由は、後のステージで続きものの英文がよく出てくることと、1回読む単語量が300語以上になり読解のストレスに耐える力がつくと思ったからである。

 出てきた単語は、カタカナ日本語になっているものや、行為・状況が思い浮かぶものは、イメージを大事にして記憶するようにした。

 取り組みの始めは、読解を重視し、音読(発音・アクセントを含む)やリスニングは直読直解が完璧になってから再度取り組むことにした。

3.1周目の状況
 英文中に出てくる単語、英文の構造・文法等を理解することに集中した。

 単語集部分のページでは、青色は当然しっかり覚えていくが、灰色の同意語・派生語はまだ1周目なのでさらっと印象に残すぐらいに留めておいた。

 本の後ろ部分にある構文・文法等の解説は、構文・文法中心で見ていく。語句・内容はさらっと見ていく。

 必修編の英文中の単語は、今回も自分にとって全くちんぶんかんぷんではなく、わかるものも多かった。

 しかし、英文の方は、最初の10のstageまではすんなり日本語を介さないで直読直解できたが、20のstage以降は英文の内容(日本語)がわかっていないため全く頭に入ってこないものが多かった。そして構造が複雑なものも結構あった。後半の英文に行けば行くほどそうだ。そして段々と長文になってくる。

 1周目では英文70まで読み終えるまでかなりストレスが多かった。

3.2周目の状況
 しかし不思議なことに、1周目では20のstage以降の直読直解できずかなり苦労した英文も、2周目の読解では日本語を介することなく読めるようになっていた。これには自分でもとても驚いたのだが、1周目の学習で英文の内容を覚えていたことと、英文の構造を理解することに努めたことから無意識に記憶されたためだと思う。

 英文中に出てくる単語は、2周目だとわかるものが多かった。

 しかし、英文中以外の単語集部分で出てくる灰色の単語はまだまだ覚えるところまでいっていない。合計で1900語あるので繰り返してしっかりおぼえる必要がある。

 2周目では単語集部分のわからない単語はフリクションのピンク色でマークしておいた(覚えたら印が消せるように)。

4.3周目以降に取り組もうと思っていること。
・1~70の全ての英文について、日本語を介さず直読直解できるようにすること

・1~70の全ての英文の構造、文法、語句を理解すること

・1900語ある単語で覚えていない単語がなくなるよう、繰り返し覚えて絞り込んでいくこと

・絞り込んだ覚えていない単語については、単語カードをつくり、それを使って繰り返し覚えること

・付属CDを買い、1~70の英文を音源とともに5回ずつ音読する

・1~70の英文の音源とともに音読しながら直読直解する

・1~70の英文のリスニングをする

 以上である。

 今後、3周目、4周目、5周目を終えたら、さらに結果やそれを踏まえて新たに考えたことを書きたい。

 果たして何周目で完全にマスターすることができるのだろうか…

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