マガジンのカバー画像

宝塚感想

29
運営しているクリエイター

#加害者

不審なMS 星組の隠蔽にみる宙組事件

不審なMS 星組の隠蔽にみる宙組事件

103期を率先して集めた花組トップコンビとは対照的に、星組トップ娘役舞空瞳のミュージックサロンは同期の102期で固められた。

既に普通下級生を呼ぶようなCSの番組を、同期企画にしている。また同期ばかりというのはおかしい。

何より日本中から誠意を求められている今、自己満足なんて身勝手はありえない。

サブタイトルこそ~永遠の夢の中に~と、どことなく「死」を感じさせる。

しかし同期を差し置いて追

もっとみる
102期の冷酷さは矮小化か悪化か

102期の冷酷さは矮小化か悪化か

25歳娘役が転落死した宝塚事件に関して、週刊文春は他の話題に移り掲載はほぼ終わった。

吉本芸人の性加害と日本テレビの原作軽視問題は、ホモソ的男社会に加害された女性と、大企業に搾取された個人事業主が続々と声を上げることに繋がった。詳細の真偽で矮小化しているが、本質はそこではない。

構造への#MeTooなのだ。

一方宝塚の事件は、旧ジャニーズと近い。長く不可侵領域であった組織の闇を暴く話題である

もっとみる
宙組ではなく102期のパワハラなら立証出来る

宙組ではなく102期のパワハラなら立証出来る

宝塚歌劇団の宙組に所属する25歳の劇団員女性が9月に急死した問題を受け、11月14日に歌劇団が会見を行った。
そこで宝塚新理事長に発表された村上浩爾取締役が「証拠をお見せいただけるよう」と発言したことで、もはや就任前に退任になりそうな炎上を招いた。
しかし失言というより、裏の意味にとれる。

何故なら遺族は「102期のパワハラ」なら立証出来るのだ。
102期生である、双子の妹も遺族なのだから。

もっとみる