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会社のメールで無料のGoogleワークスペースが使える!ーGoogleサイトで作るグループウェア(87)ー

この記事を読んで欲しい方

企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方

①会社のメールで使える無料のGoogleワークスペースがあるの知ってますか?

 はい、これが会社のメールで使える無料のGoogleワークスペースです。名前をGoogle Workspace Essentials Starterと言います。
 実は、このGoogleワークスペースにはGmailがついていません。会社のメールをそのまま使って、Googleワークスペースとくっつけて運用します。

Google Workspace Essentials Starter(クリックで開く)

 GoogleワークスペースではGmailが基本のキなのですが、どうしても自前のメールシステムを使いたい人たちむけに、Googleが無料で提供しています。
 わたしは、Ymailを持っていますので、ためしにYmailで作ってみました。

②エッセンシャルスターターの管理

 細かいメールドメインの設定の説明は省きますが、 他のワークスペースに見られないものとして、チームダッシュボードがあります。これは、管理機能の一種です。

ダッシュボード

 これとは別に、管理コンソールもちゃんと装備されています。結構至れり尽くせりです。

管理コンソールもある

③エッセンシャルスターターでグループウェアを作ってみた

 Googleサイトで作るグループウェアでおなじみの、グループウェアも作成できます。
 メール部分だけ、Ymailにしています。

グループウェアも作れる

④メリット

 メリットは、なんといっても会社のメールアドレスがそのまま使えるということです。
 そして、ワークスペースでのログイン認証や共有でも、会社のメールアドレスがそのまま使えます。
 また、Gmailだけのワークスペース運用に比べると、管理コンソールもありますので、管理者がきちんと対応可能です。

管理もバッチリ!

⑤デメリット

 デメリットは、Gmailの機能が使えないこと、共有ドライブがないこと、ユーザー数は最大100人までの制限があることです。(いや、100人で十分でしょ!)
 カレンダーが使えないという記事を見ましたが、現在は問題なくカレンダーも使えます。公式にもカレンダーが使えると書いてあります。

 もう一つのデメリットは、チャットのスペースに、外部メンバーが参加できない
ということでしょうか。まあ、仕方がないですね。そもそもメールが外部ですからね。
 それ以外は、いまのところGoogleワークスペースと同じように見えます。

 【注意】教育機関は Essentials Starter をご利用いただけません - 代わりに、ご利用資格のある教育機関Google Workspace for Education Fundamentals(無料) にお申し込みいただけます。

 さあ、そこのお金がないあなたの会社!試してみてはいかがでしょうか?

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