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<おすすめ最新刊情報>〜 1月小説・ラノベ編Vol.5〜

「鬼哭の銃弾」深町秋生 (著)

警視庁捜査一課の刑事・日向は多摩川河川敷で起きた発砲事件の捜査を命じられる。使用された拳銃の線条痕が、22年前の「スーパーいちまつ強盗殺人事件」で使用された拳銃と一致。家庭を崩壊させた鬼刑事の父親が捜査を担当した〝因縁の事件〟に対峙することに――。カネと暴力と欲望が渦巻く緊迫のエンターテインメント警察小説!

「育ちざかりの教え子がやけにエモい 3」 鈴木大輔 (著), DSマイル (イラスト)

夏。長年のすれ違いを経て、達也は、明日香との関係にひとつの結論を出そうとしていた。一方、池袋でのスカウトをきっかけに、ひなたと彩夏は映画のエキストラに参加することに。業界にまるで興味がなさそうだったひなたの変心に、彩夏は訝しむ。しかし、主演女優・三沢ひかりとひなたの邂逅から、事態は大きな転換を見せはじめ……? 大人らしい選択と、子どもらしからぬ覚悟。いま、少女は新たな世界に一歩を踏み出す。――大いなる嵐をともなって。“育ち盛りすぎる中学生”とおくるエモ×尊みラブコメ、第3幕!

「コンジュジ」木崎みつ子 (著)

二度も手首を切った父、我が子の誕生日に家を出て行った母。小学生のせれなは、独り、あまりに過酷な現実を生きている。寄る辺ない絶望のなか、忘れもしない1993年9月2日未明、彼女の人生に舞い降りたのは、伝説のロックスター・リアン。その美しい人は、せれなの生きる理由のすべてとなって……。一人の少女による自らの救済を描く、圧巻のデビュー作。第44回すばる文学賞受賞作にして第164回芥川賞候補作。

「どこかで」棚木悠太 (著)

「人はひとつの愛し方しかできないの。あなたは若いからまだわからないだろうけれど、いつかきっとわかるはず。ほんとよ。ある日突然気がつくの。自分ができる人の愛し方はこれなんだって──」
僕と、図書館で出会った彼女。アパートの部屋で、海の見える公園で、知らない町で……いたるところで交わしたありきたりの会話は、どうしようもないせつなさを纏い、かけがえのない日々の記憶と結びついている。

「彼女は僕の「顔」を知らない。」古宮九時 (著)

「私は犯人を知りたいんです。私に与えられた時間は――もうきっと長くないから」
 死者複数名を出した凄惨なキャンプ場放火事件から10年。僕の前に、同じ事件の生存者・静葉が転校生として現れる。事件当日に怪しげな男と遭遇したと言う静葉だが、彼女は“失貌症”――人の顔が認知できない病だった。
差出人不明の脅迫状、黒服の男、不審火の記録。10年を経て再び事件は動き出す。これは――僕が静葉へ捧ぐ【贖罪】の物語だ。

「しき」町屋良平 (著)

“テトロドトキサイザ2号踊ってみた”春夏秋冬――これは未来への焦りと、いまを動かす欲望のすべて。高2男子3人女子3人、「恋」と「努力」と「友情」の、超進化系青春小説。

「エゴに捧げるトリック」矢庭優日 (著)

催眠術士の養成校に通う「僕」こと吾妻福太郎は、怪物EGOとの戦いに向け、パイ、鋼堂タケシ、R王子、パートナーのイプシロンらと卒業試験に臨んだ。だがその最中、鋼堂が変わり果てた姿で見つかると、皆はなぜか「福太郎が犯人」と証言し事件を隠蔽しようとする。“真実しか話せない催眠”をかけあってなお覆らない証言に苦しみつつ、僕は捜査を続けるが……。本書に仕掛けられた、人類の存亡を左右するトリックとは? 第10回アガサ・クリスティー賞最終候補作

「死香探偵 生死の狭間で愛は香る」喜多喜久 (著)

死臭が食材の匂いに感じる潤平と、分析科学のスペシャリストの風間。今回、ホームレス狩りの現場に残る二つの死香、幼女誘拐事件で漂った緑茶の香りを嗅ぎ解く中、二人の住む高セキュリティーのマンションにまたも不審な郵便物が届く。差出人を追う二人が辿り着いた人物とは!?

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