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フジテレビアナウンサーのステマ「疑惑」が結局有耶無耶な件。

フジテレビのアナウンサーよるステマ疑惑問題。あくまでも「疑惑」という形でフジテレビ側はステマとは認定しないが、社内規則には違反するとして有耶無耶な結論を出した。その上でアナウンサーが各自自身のSNSアカウントで具体的な部分には触れずに「お騒がせした」部分について謝罪をおこなうことで問題を終わりする方向性となっているのが現状である。各アナウンサーらは確かにステマという認識は無かった、優遇されているとか利益享受しているとの自覚はなかったとしているが正直庶民の感覚からはズレている。だからこそ炎上が継続しているし、謝罪についても報道番組等に出演しているにもかかわらず、SNSだけの対応であったり、具体的な内容が欠如している為、火に油を注ぐような結果となっている。

この問題については2つの視点で議論ができるのではないかと思う。1つはメディアに出ている、報道番組に出演しているという立場とそれに伴う自覚。確かにアナウンサーはフジテレビという企業の会社員。会社員が芸能人の真似事をしてSNS等で発信をしているのは別にどの企業においても変わらないかもしれないが、メディアに出演している立場と知名度が一般的な会社員とは異なるのではないか。だからこそ「サービス」という名目で数万円、数十万円の本来発生する金銭が免除されていたのではないか。一般人のいわゆるインフルエンサーも確かに同様であるかもしれないが、フォロワー数が多い等完全な無名な方だったり発信力が無い人に同様の「サービス」が行われる事はない。また近年はPR等のプロモーションである事を表記する傾向にある。本来は双方がwin-winの関係となるからこそ成立しているのがインフルエンサーの存在。直接的な金銭だけではなく、間接的な金銭の発生を含めてのプロモーションである事は日々新しい情報に触れる事が一般人にも圧倒的に多いはずのテレビ局の社員かつアナウンサーという立場を考えるとあまりにもご都合主義の認識が過ぎるのではないかと思う。

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