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<おすすめ最新刊情報>〜 1月小説・ラノベ編Vol.4〜

「弱キャラ友崎くん Lv.9」屋久ユウキ (著), フライ (イラスト)

付き合って初めて、わかること。冬。彼女である菊池さんとすれ違ってしまった俺は、言葉を重ねてもう一度心の距離を近づけようとする。そのなかで、俺は自分の業とも呼ぶべきものに向き合うことになる。それは、今まで気付かなかった菊池さんの一面をも明らかにして――。弱キャラのままでは絶対に気付かなかったこと。気付けなかったこと。そして、俺にとっても菊池さんにとっても特別な、日南葵という存在。俺は初めての彼女と、この難問をクリアすることができるのだろうか。人生のバイブル的青春小説、待望の第9巻!

「キャッシー」中森明夫 (著)

一人のアイドルの輝ける愛、そして復讐
さえない少女はいかにアイドルとして生まれ変わったのか。誰よりもアイドルの深奥を知る作者が放つ比類なきドラマ。

「スクリーンが待っている」西川美和 (著)

一貫してオリジナル作品に拘ってきた著者が、初めて小説をもとにした作品のメガホンを取った。原案は、佐木隆三氏の『身分帳』。13年という最後の刑期を終えた元殺人犯の人生を描き、舞台を昭和から現代に移して脚本化。『身分帳』との出合い、脚本執筆のために潜り込んだ婚活パーティ、一か八かの撮影現場、コロナによる編集作業の休止など、映画の制作過程の出来事が時にユーモラスに、時にアイロニカルに描かれる。

「麦本三歩の好きなもの 第一集」住野よる (著)

好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しいー図書館勤務の20代女子・麦本三歩のなんでもないけど幸せな日々を描いた心温まる日常小説。

「奈落の底で、君と見た虹」柴山ナギ (著)

ネトゲ廃人やホームレス予備軍が暮らす最底辺のネットカフェで深夜働く蓮。その通称〝この世の果て〟に場違いな美少女・美憂がやってきた。余命三カ月の父親のためにマンションを処分したという。他に身寄りのない美憂のため父親の過去を辿ることにした二人。すると、美憂の出生や母の秘密が徐々に明らかになり――。ラスト号泣必至の青春小説。

「コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの」一色さゆり (著)

大英博物館を辞めたコンサバター(修復士)、スギモト。彼の工房に行方不明になっていたゴッホの十一枚目の《ひまわり》が持ち込まれる。時を同じくしてオランダ・ハーグでフェルメールの知られざる「真作」を示す古文書が出現。スギモトはロンドン警視庁美術特捜班の刑事マクシミランと調査に乗り出すが――。壮大なスケールで描く、アート・ミステリー。

「貴サークルは“救世主”に配置されました」小田 一文 (著)

「ずっと……ずっと、あなたを探していました、世界を救うために」
自分の同人誌によって、魔王の復活が防がれる。突如現れた女子高生ヒメにそう諭された同人作家のナイト。ヒメの甲斐甲斐しい協力のもと、新刊制作に取り組むのだが……
「えっ、二年間で六部だけ……?」
「どうして『ふゆこみ』に当選した旨を報告していないのですか?」
「一日三枚イラストを描いて下さい」
「生きた線が引けていません」
即売会で百部完売しないと世界が滅ぶっていうけど、この娘厳しくない!?
「自信を持って下さい。きっと売れます」
同人誌にかける青春ファンタジー、制作開始!

「チェーン・ポイズン」本多孝好 (著)

「その自殺、一年待ちませんか?」
平凡が日々を送り、生きる意味を見いだせずに死を決意したOLは、「死のセールスマン」からある取り引きを持ちかけられた。人気絶頂のバイオリニスト、陰惨な事件の被害者家族、三十代のOL。三つの自殺に不思議な関連性を見出した週刊誌記者・原田は、彼らの死の謎を追う。「それなりの人生」はつまらないのか。人が生きる意味を問いかける、驚きと感動のミステリー。

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