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ビビンパ


ビビンパですが、見てくれも嗅いでみても食べてみても端から端まで完全にプルコギ丼です。

しかし嫁様はビビンパのレシピを見て作ったからビビンパなのだと頑なに主張します。


ビビンパのレシピでプルコギ丼を作ってしまう嫁様も中々ですが、どうやらビビンパを作ろうとレシピを調べてから買い物に行ったそうなんです。


それがですね、行ったのが夕方も夕方だったので安い牛肉が売り切れてたらしいんですよ。

仕方がなく味付きで野菜入りの安いプルコギ肉を買ってきたそうなんですが、普通は味が付いてたら路線変更するじゃないですか、ピーマンとかニンジンとか入ってるし別の料理に軌道修正するじゃないですか、アナザーなディッシュにメタモルフォーゼさせるじゃないですか。


なのに嫁様はレシピを探すのが面倒との事で、ビビンパのレシピ通りに作ったんですねえ。

普通に焼いたらプルコギとなるのに、わざわざビビンパのレシピ通りで作っちゃったんですねえ。


ちょっとこの時点で一般人のパンピーには意味不明の意識不明でしょう。

どう考えてもビビンパよりプルコギのテイストがマイティ井上なので、これは何をどうしたってプルコギ丼になる訳です。

コチュジャンを追加したからビビンパだと嫁様は主張しますが、コチュジャンはプルコギの味付けにだって使われている訳です、コチュジャンがビビンパとプルコギを分ける決定的要素ではない訳です、ヤンニョムに浸かった肉と野菜を焼けばプルコギになる訳です。


それでも嫁様は最後までビビンパを主張しておりました。


押すなよ!絶対に押すなよ!!