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一生

私は施設で仕事をしています。施設では仕事だけじゃなくて、日本の文化や行事を教えてくれました。本当に勉強になりました。



さかのぼって配属してから三回目の出勤の時、その日はちょうどお正月でした。人生はじめてのおせち料理を食べました。当時、新型コロナウイルスがまだ流行っていないので日本人の職員と同じテーブルでおせち料理を食べながらおせちの意味を一つずつ説明してくれました。それぞれの食材にちゃんと意味があることを知って、不思議に思いました。


それから二月頃に施設内で節分を行いました。利用者様と一緒に豆まきをして、とても楽しかったです。もちろん、豆まきもはじめてです。インドネシアにはこのようなイベントがないからです。

三月にはひな祭りがありました。ひな人形を飾る前に職員さんは私にひな祭りの意味やひな人形の名前とそれぞれの役割、更にひな人形が持っている物についても詳しく説明してくれました。また利用者様と一緒にひな人形の飾り紙を作りました。その日飾ったひな人形を利用者様に見せたらみんな嬉しそうな顔をしていました。


春になると色々な花が咲くから私は利用者様と施設の車で花見をしました。車から降りませんでしたが花見を楽しむことができました。時間がたって五月になりました。鯉のぼりを飾る時期になりました。実は施設で五メートルほどの鯉のぼりを持っていますが飾るのが大変だそうで去年は五月人形しか飾りませんでした。


ところで私の施設では月一回、ホーム喫茶という行事を行います。普段はエプロンをつけて、利用者様が注文した物を実際に提供しました。しかし六月から八月までの間は浴衣を着て、ホーム喫茶をやりました。浴衣を着るのがはじめてなので、本当に嬉しかったです。


そういえば日本では新型コロナウイルス対策として去年の四月から緊急事態宣言が発表されたりしました。その影響で施設が前から計画した大きいな行事を中止することになりました。しかし利用者様を喜ばせたいので中止した行事の代わりに職員たちが色々なことを考えました。そしたら職場で花火や縁日祭や運動会など行いました。職員たちはいつも利用者様はために色々考えてくれたことに対して私はとても尊敬しています。勤務中に実習生の私を対応する時もみなさんはすごく優しいです。そのような思い出があるから私はこの施設で一生働きたいと思っています。

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