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私がライターを続ける理由

ライターという肩書きを名乗り始めてから約6年くらい。その間毎日仕事で記事を書いていたわけではないし、ライターから離れていたときもあるので、実際の業務として携わっていた期間は丸2年くらいとかかもしれない。

私がライターを始めたのは本当にたまたまで。友達がやっていたからそれに影響されて、記事を書いてみた。それがライターとしてのスタート。

それから、旅を愛する人たちが運営しているTABIPPO.NETの専属ライターの募集を見つけて。未経験だったものの応募したら合格して、正式にライターと呼べる肩書きを手に入れた。

正直なところ、ライターになりたくてなったというわけではなかった。TABIPPOで働きたいという憧れがあったものの、未経験でも応募できるのがライターしかなかったというのが本当の理由。

編集したものを含めると、気付いたら100記事を超える分量を執筆していたみたいです。こちらのリンクから執筆した記事が読めます!

さて、前置きはここまでにしといて、本題に戻ろう。

現在は毎日記事を執筆しているわけではないし、月に1〜2本書くかどうかで本業とは言えない。今の会社では、ライターがおまけみたいになっていて、他の業務に追われていることが多い。

それでも私はライターという仕事が好きだ。

昔から話すのが得意ではなかったから、直接話すより文章を通して自分の気持ちを伝える方が好きだった。その方が自分の想いをうまく伝えられると思っていた。

ライターの仕事を始めたのは本当にたまたまだったけど、これは偶然ではなく必然だったのかもしれないとさえ思う。

文章を書くのが上手い人は山ほどいるし、私はそのトップ層には到底たどり着けていない。過去の自分の記事を読んでは未熟だなと思うし、読んでいて恥ずかしくなるときもある。

きっとこの記事も数年後読んだら、恥ずかしく感じているかもしれないな......。

国語もめちゃくちゃ得意でもないし、語彙力が飛び抜けてあるわけでもないし、接続詞も未だにうまく使いこなせていない。何を書いているかわからなくなるときもあるし、ついつい長文になりがちだし、誰かの心にずっと残り続けるようなインパクトのある言葉もポンポン出てこない。

でも、文章に上手い下手はないと私は思っていて。

同じテーマで書いても全く同じ文章はないし、100人いれば100通りの文章がある。伝えたいポイントやメッセージがそれぞれ違う。誰かが間違っているわけでもないし、誰かが正解というわけでもない。それぞれの個性から生まれる文章が無数にあって、共感する人がいたり、勇気をもらえる人がいたり。

自分の感情によっても捉え方が変わってくるときもある。誰かに届けたメッセージがいつか自分へのギフトにもなっているときもある。

言葉の力で人を元気づけたり、背中を押すことができたり、人生を変えることができたり、ライターには無限の可能性があると私は思う。そんなライターの仕事に携われていることを誇らしく思っている。

上手い文章や大勢の人を感動させられる文章は書けないかもしれない。でも、私にしか書けない文章、私にしか伝えられないメッセージはあるはずだ。

それが何なのかは正直わからない。

でも、いつかその答えが見えてくるんじゃないかと思っている。たぶん、それが私がライターを続ける理由なんだと思う。

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文:RORO
BLOG:https://rorotabi.com/
Twitter:https://twitter.com/roronoa_73
note:https://note.com/roro73
香川生まれ、三浦半島在住。ライター/動画編集/採用担当など、会社員でありながらマルチタスクをこなす、旅を愛する自由人。大学を卒業後、ピースボートで初海外、世界一周の旅に出て人生が変わる。訪れた国は29ヶ国、国内は45都道府県を制覇!ソトコトオンラインで記事執筆中。言葉の花束を届けるため、日々文章スキルを磨いています。今の夢は星空案内人の資格を取り世界中の星空を眺める旅をすること。
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