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仕事の父に聞いた、贔屓の理由

13年、私を導いてくれた
仕事の父が

この春、ヨーロッパ支社の社長になる。

だから、あと少しでお別れだ。

その事実を聞いた時の、
私の葛藤をまとめた記事は、こちらから。

不適切にもほどがある、

前時代的な
パワハラ上司と、

私の13年の軌跡は、

なんだか多くの人の心を打ったようで、

この弱小noteの中で、

過去一熱いコメントを頂いた。
ありがたい。

・・・・

さて、
本日は続編記事。

上司を飲みに誘ってみた結果・・

を書いてみようと思う。

もうなかなか会えないから、

直の上司と、赴任する上司(部門長)と
3人で飲みに。

久しぶりのお誘いに、
何やら最初から上機嫌。


でもお酒が入ると、
今回の人事への不満が止まらない。


仕事の父は、
大変ドメスティックな人なのだ。


外国人が苦手で、
英語はわかるけど、喋りは不得意な、
The 日本人。

だからいろいろ、大変らしい。


そんな愚痴を一通り聞き終えて、
本題に。


なぜ、これほど
愛情深く育ててくれたのか。

なぜ、これほど
打席に立たせてくれたのか。

その答えは・・



面白かったから!

だそう笑

こちら、発言ほぼそのまま↓
(関西弁は私の意訳です笑)

『新しいことをやるって時、

ほとんどのヤツは、
面倒なことには
巻き込まれたくないって姿勢になるんや。

でもお前は違った。

なんの根拠もなしに、

楽しそう!やりたい!が常に溢れている。

そんなこと言われたら、
嬉しいんや。
上司としては。

こいつにやらせたら、
どうなるんか。

それが見たくなるんや。
おもろいから。

でな、
新規事業は想定外の連続で、
なんならやり方すら、
社内で誰も知らないことがほとんど。

どーしょーもないほどの
トラブル抱えながら、


最後はどーにか、
カタチにする。なんとかする。


その胆力は、
見ていて清々しいほど。


社内でも有数の、
仕事ができる部下を

育てることができて、
幸せだった。

押し上げてもらった。
ありがとう。



それを聞いた途端、
涙が溢れた。

滅多に褒めない人だから。

ずるいなー、悔しいなーって。

昨今のコンプラ規制で、
本当に丸くなった上司だが、


私を育ててくれた時は
まだまだキレキレで、


多分10回くらい訴えられるネタを
私は持っている笑


一時期は、本当に嫌いだった。


それでも
食らいついていきたいと思えるほどの、

芸術的な先見の明や、

最短で最大の効果を出す、
効率主義と結果主義は


憧れざるを得なかった。


仕事とは、
何をなすかと同じくらい、

誰とやるかが、

私の中で大きなウェイトを占めていることに

気づかせてもらった。

こいつと一緒に仕事したい。

こいつが言うなら、なんとかしてやろう。

こいつがそこまでするなら、協力しよう。

私に対して、
そう思ってもらえる人の多さが、

いい仕事になるかの命運に
つながる気がしている。

人に誠実に。

結果にこだわりながら。

これからも仕事を、
自己表現の一種として取り組んでいきたい。


ありがとう、上司。

最後に、
『フィー出すから、連れてきたい。』

って言ってくれて、
本当に嬉しかったです。

いってらっしゃい!!

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